好きな人、います。SO.M 6

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『よろしくお願いします、彼氏さん。』



「うわー！
やっと俺の彼女になった！」


『うぎゃっ！』






聡くんが叫んだのと同時に抱きしめられた。







「あぁー、まじでおれのになったんだ。」







ギュウっと、でも 愛おしさが込められてる体温。





『んん〜くるしっ！』


「まじむり、今離せない。」


『えー』


「顔が、やべーんだよ。」


『見せてくれないの？』


「見せられねーの。」







しかも、首に顔埋めて喋るんだもん。






ちょっと、体温上がっちゃうよね。







『聡くん、そこで喋らないで？』


「あ、だめ？」


『だめ。』


「えー。」


『ほんと、だめ！』


「えー、じゃあこれだけ。」






そう言って聡くんの唇が首筋に埋まって、あの日みたいにチクってした。








『あっ！』


「あの日より強めに付けてみた。」


『ちょっと！』









前より違うのは、チクってする前に聡くんの舌が首筋を１回舐めたこと。

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