激うまエモ焼き芋(全員) ページ40
⚠『元カノとの思い出の物を燃やしたら激ウマ焼きエモ芋になるんじゃね!?』の動画内容を全体的に触れています。
もし、上記の動画を見ていない方はネタバレになるかもしれないのでご注意下さい。
今日の撮影は寒空の下で行います。
しばゆー
「いやぁ、寒ぃ、寒ぃでござんすで
紅葉の季節もはらりはらりと落ち
焼き芋の季節がやってまいりました
しばゆーです。」
しばゆー節が炸裂する冒頭の入りである。
そして、焼き芋を美味しく食べるには物語が必要だ、と言う。
しばゆー
「元カノと」
『元カレとの!』
「思い出の物で焼き芋したら涙出るほど
美味しくなるんじゃ、ね。」
静かに拍手が始まる。
としみつ
「ねーーー!じゃないんだね。」
しばゆー
「ねーーじゃないよ、コレは。
噛みしめないと。」
『噛みしめタイトルですね。』
てつや
「いや、サラッとタイトルコールしてるけど俺は
見逃さないよ。
あなた元カレいないでしょ?!」
ふふと笑ってどうでしょう、ねーー、と
曖昧な返事をする。
「えぇ、いるの?!
小学校とかノーカンよ。」
分かってますよ!と少しむくれながら言っている。
てつや
「え、って言うか皆知ってた?」
りょう
「俺は知らないなー、そんな子いた?」
としみつ
「俺も知らん。」
ゆめまる
「そんな話聞いてないぞー。」
虫眼鏡
「僕は驚きすぎて、嘘だと思ってるもん。」
しばゆー
「俺も知らないから、聞いたもん。
この企画参加できるの?って。
そしたら……大丈夫!!って言うから。」
それは俺らが大丈夫じゃない、とてつやが焦っている。
俺らは虫さんを除いて同じ高校だったが、
あの時から変な輩がつかないガードという名のベタ惚れしていた。
当の本人は鈍感で気付いていないようだけど。
それを突破してきたやつがいるのか…
うーーーん、とてつやとメンバー含め各々考えていると
『取り敢えず、始めましょう!!』
モヤモヤする俺たちを置いて仕切って始める。
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作成日時:2021年2月22日 8時