久しぶり ページ16
「本当にAちゃん久しぶりだね!ね、としみつ?」
てつやくんが笑顔で言う。
「は?!何で俺に言うの?」
「正直になりなよ〜」
「意味分からん!」
何やら2人で言い合いをしているようだ。
としみつとは、昨日会ったんだけどね。まあ…お互いに黙っておけばいいでしょ。あ、でも
ツイッター...
「ちょっと待って!僕、話について行けないんだけど!」
そりゃそうだ。虫眼鏡さんは私の事は知らない。私はイベントで知ったけどね。
「あ、虫さんは知らないよね〜この子はAちゃん。俺達と同じ高校だったんだ!陸上部のマネージャーでそこで知り合った!」
てつやくんが大雑把に私の説明をする。
「その通りです。初めまして西園寺Aです。てつやくん達とは同じ高校で陸上部のマネージャーをしてました。」
「あ、そうなんだ。僕の事はざわくんか虫さんって呼んでね。東海オンエアのメンバーの1人で、てつやのバイトの先輩だったんだ。だから1つ年上。だけど敬語使わなくていいからね。」
「分かった。じゃあざわくんで!」
「それととしみつとは幼稚園からの知り合いだよな!」
てつやくんが補足する。
「まあな。」
「としみつはね、Aちゃんの事ね...」
「あああ!言わなくて良いから!」
としみつは、真っ赤な顔で慌てて...てつやくんの口を手で塞ぐ。
「ん〜ん〜」
私の事が何?気になるんだけど。
「まあ、とにかく久しぶり!ゆめまるとしばゆーは今日いないけど元気にしてるよ?」
りょうくんがまとめてくれた。
気がきくし、モテるんだろうな。
辺りが暗くなってきた。もうそろそろ帰らないと。
「私、そろそろ帰るね!」
思い切って言った。
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、 - 注意が色々とあるようですが、まずルールをちゃんと守りましょう。オリジナルフラグちゃんと外して下さい。違反行為です (2018年8月23日 19時) (レス) id: f266492ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つきうさぎ | 作成日時:2018年8月23日 19時