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金木犀が散りそうだったから、散る前にでも見に行こうと思って
寒いけどそんな気分だったから
日曜日だったけど公園に来たんだ
そしたら、Aちゃんがいきなり走って公園にやっきたからびっくりした
『私は…あの時好きだったの、でも素直になれなかったの…』
俺の愛おしい人は、目の前で涙を浮かべながら話す
金木犀が咲き始めた頃、公園で君と再会したときびっくりしたと同時に嬉しかった
でもAちゃん、俺のこと覚えてなさそうだったから…めちゃくちゃショック受けた。
Aちゃん、やっと思い出してくれたんだね
俺、超絶嬉しいよ
嬉し過ぎて叫びたい、でも叫んだらこの雰囲気台無しになるから我慢するね
善「思い出してくれてよかった…ずっと1人で覚えてて寂しかったんだから」
俺がそう言うと、ごめんって目を逸らしながら言う彼女
超可愛い、彼女にしたい。いや___するんだけど
俺からは…言わない
でも思えば俺も、Aちゃんにハグしたり…キスしちゃったり
色々と制御出来てなかったけど可愛いAちゃんがいけないんですからね?
『えっとその、』
Aちゃんがもじもじしてる、可愛い
『善逸は、私のこと…』
好きだよ?大好きだよ
でも、俺からは言わない
君の口から好き、という言葉が聞きたいから
10年前___俺から好きって言ったんだから
今回は俺から言ってやんない
善「ん?どうしたの?」
ニヤけるのを抑えてるけど、ちゃんとできてるか不安なんだけど。俺大丈夫かな??
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作者名:ミユモン | 作成日時:2021年10月24日 21時