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you side
＿＿＿「俺、結婚することになった。」＿＿＿
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君が放った一言に私の頭は真っ白になった。
またつまんない冗談でしょって笑いながら言いたかったけど、少し照れくさそうにでも幸せそうに微笑む君を見たら何も言えなくなった。
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貴「……ぇ」
声にならないような小さな声が出た。
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隆「驚きすぎだろ笑なんだよ『…ぇ』って笑笑」
君は私を見て笑っているけど、私は君を見ると泣きそうになる。
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何も知らなかった。
君に恋人がいることも、
君がこんなにも幸せそうな顔をすることも。
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隆「…お前なんで泣いてんの？」
泣いてる理由なんて聞かないで。
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泣いてる理由を君が知ってしまったら
私たちの間には間違いなく距離が出来る。
貴「たった1人の幼なじみが結婚するんだよ？嬉し涙に決まってんじゃん！！」
隆「Aー！！お前やっぱり良い奴だな！最高の幼なじみだよ」
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そう、私と君は幼なじみ。
それ以上もそれ以下もない
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貴「あったりまえでしょ！何年隆弘の幼なじみやってると思ってんの笑」
物心がつく前からずっと隣にいたね。
隆弘の隣はずっと私だと思ってたのにな、、
なんて、そんなこと絶対に言えないけど
続く (更新停止中)
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作者名：lay | 作成日時：2021年4月30日 23時
