玉狛 ページ5
ピコンピコン
「お、お邪魔します。」
「どーも。」
「お邪魔します。」
眠たい目をこすり、カレンダーを確認する。
今日は玉狛第二だったか。
「おー、きたな。」
「あの、これ。」
三雲くんが冷や汗を垂らしながら、箱を差し出してくる。
「宇佐美先輩が持ってけと。」
「おー、いいとこのどら焼きじゃん。
さすがうさみん！」
ありがとー！と言いながら受け取り、来客用のローテーブルに置く。
「みんなで食べよ。
その前にトリガーのメンテナンス始めるから出してくれる？」
３人からトリガーを回収し、機械にセットする。
「その機械でするのか？めんてなんす、とやらは。」
「全部ではないけどね。
トリガーって精密機器だから細々としたチェックとか設定はわたしがやるけど、
大雑把なチェックまでやってたらキリがないから、そこは機械に頼るの。」
ふむふむ、と頷いている遊真の頭を撫でキッチンに行く。
ちょっと待っててねー、と声を掛けるのも忘れずに。
「はい、緑茶だけど大丈夫？」
「はい！」
「俺も大丈夫。」
「私も大丈夫です。」
その返事を聞いて、
三雲くんたちが持ってきてくれたどら焼きを出す。
「メンテナンスはA先輩だけでやってるんですか？」
「うん、ここって結構複雑だからできる人が限られてるんだ。」
「複雑、？」
「ほら、A級隊員ともB級隊員とも関われるから仕事を蔑ろにする人が多くて。
そもそもすっごい集中力と精神力がいるから続く人自体少ないんだけどね。」
「大変ですね。」
.
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おべ(プロフ) - 銀の帳さん» そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願いします。 (2020年6月7日 14時) (
レス) id: 75ae0381c5 (このIDを非表示/違反報告)
銀の帳 - めっちゃ面白いです！夢主さんのキャラが最高！更新楽しみにしてます！ (2020年6月6日 23時) (レス) id: 1e8abd378d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おべ | 作成日時：2020年5月28日 19時
