鬼殺隊にしてみた、されてみた Part.5【鬼滅の刃】

半分人間、半分鬼の状態で禰豆子と同じ血気術を使ってみた 煉獄杏寿郎（リクエスト） ページ24

リクエスト ※ネタバレ注意

静かな電車の中、私は少し違和感を感じいつも杏寿郎が運んでくれる箱の中から出た。

そこには女の子と、紐で繋がりその子の首を絞めている彼の姿。

他の3人も同じように誰かと紐で繋がっていた。

どうしたものか。
この状況はもしかしたらこの列車に私と禰豆子ちゃん以外に鬼がいるということかもしれない。

偶然なのか必然なのか私は禰豆子ちゃんと同じ血気術が使える。
そして、しっかり人間としての意志もある。

涙を流す炭治郎を起こそうとする禰豆子ちゃん。

私も杏寿郎を起こさなきゃ、女の子が死んでしまう。

『杏寿郎･･･、杏寿郎、起きて！
手放さなきゃ、女の子が死んじゃうよ！』

ビクリとも動かない彼の手を一生懸命振りほどくがそれも叶わない。

少し熱気を感じ横を見ると炭治郎の紐が燃えていた。
禰豆子ちゃんを見ると額から血が出ている。

やっぱり鬼の血気術。
それに気づけなかったってことは相手はかなり強者なのかもしれない。

私も、少し身体に傷をいれ、その紐を掴んだ。

『･･･爆血！』

みるみるうちに炎に包まれその紐も切れた。

「うたた寝している間にこんな事態になっていようとは！！
よもやよもやだ！、柱として不甲斐なし！
穴があったら入りたい！」

良かった、女の子が死んじゃう前に杏寿郎を起こすことが出来た。

「起こしてくれたのはAか？感謝する！
これから、俺と君で後方の5両を護る。残りの3両は黄色い少年と竈門妹に任せ、鬼の頸は猪頭少年と竈門少年に任せるとしよう。
俺はそれを他の隊士達に行ってくる、先に行っててくれ！」

起きたらこんなことになっていたとしても冷静且つ瞬時に場の状況を理解し指示を出せる彼は流石だ。

「後で君の元に向かう、絶対に死人を出さないようにしよう。」

杏寿郎は、私の頭を撫でたあと軽く接吻をし、他の隊士たちの元に向かった。

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リクエストありがとうございました！
ご不満な点ありましたら遠慮なく言うてください！

解釈違いありましたらすみません･･･。

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