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一旦、みんなとは
解散して場地のお家にお邪魔することになった。
「 ペヤング食う？」
「 …ペヤング好きなの？」
「 おうっ、好きだ！」
嬉しそうにはにかむ笑顔。
喋らなければただの無垢な可愛い中学生なのに。
『 わたしは大丈夫だよ 』って答えると、
ん、って言ってキッチンへ消えて行った場地。
しばらくすると出来上がったペヤングを手に、
『 行くぞ、俺の部屋 』
って適当に案内される。
「 こっち来い、俺の隣 」
部屋に入ってそうそう、
わたしの腕を掴むとそう言って自分の隣に座らせた。
思った以上の綺麗なお部屋に感動する。
って思った矢先、
ベッドの上にえっちな本を見つけて幻滅する。
「 あー、あれマイキーのモン 」
「 ………お宅の総長さん大丈夫なの 」
呆れるようにそう言って、
はあ、と深くため息を着くわたしの隣では、
『 うしっ、やんぞ、やんねェと 』
って真剣な場地は髪の毛を括り出す。
そんな彼の整った顔に思わず目を奪われた。
「 ここ、なんだ？あ？何言ってっか分かんねェ 」
「 ……ただの代入の問題だってば、ばか 」
「 ダイニュウ？ダイニュウってなんだ？」
彼の発言に耳を疑う。
でもそんな彼は至って真剣。
しばらく考えても分からないのか、
ペヤングに手を出した場地。
ペヤング大好きだな。
「 はあ、もう、……この漢字ノートなに 」
「 んあ？ウソとトラとキョって漢字似てるよなァ 」
「 全部絶妙にまじってるよ、ほんっとばか 」
嘘、虎、虚 。
言われてみれば似てるけど。
テーブルに置いてあった漢字ノートを見て、
興味本意にぺらぺら捲ると驚愕したわたし。
口が虎の漢字に付いてるし、なんて読むのあほ。
「 3分の4足す、4分の3って7分の7か？」
「 ちっげーよばか、通分どこいった 」
「 ツウブン？ツウブンってなんだ？」
数学も漢字も壊滅的な場地。
用意してくれたサイダーを飲んで、
とりあえず心を落ち着かせて、場地と向き合う。
うん、顔がいい。
なんてそんなことを思ってると、
『 あ��ーー 』って低い声を出すと
場地の鋭い瞳がわたしを捕らえた。
「 保体の実技、やんねぇ？つかやりてぇ 」
「 やんねーよばか、身体より脳を働かせろばか 」
いい加減にして。
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真弥 - 夢主ちゃん口癖「ばか」になってそう笑笑 これからも投稿頑張って下さい！ (2022年12月10日 14時) (
レス) @page25 id: 5ace0f76be (このIDを非表示/違反報告)
こはね - あの、この作品と関係なくて申し訳ないんですが、｢マイキーとシジュウハッテ｣の続編とリクエスト編？のリンクを貼っていただけないでしょうか？ (2022年1月30日 8時) (レス) id: 7f91654289 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - おーい、夢主ちゃん何カップ？？wめっちゃ面白いです。更新頑張ってください！！ (2021年8月25日 17時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
獅子丸(プロフ) - このお話読んでたら、私まで夢主ちゃんのお胸揉みたくなりますｗｗ更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月21日 15時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
こはね - イザナくんとの絡みも見たいｯｯ！ですｯｯ！！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年7月28日 14時
