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先輩の顔を見ると、嬉しい反面今日のあの出来事が頭に残る



雪先輩が脳裏によぎる
会いたかったけど、会いたくなかった。







A「……っえ…」



太輔「………」






何も言わず私の腕を掴み



歩いていく





A「…ど、どこ行くんですか?…」



太輔「……」






何を言っても無言で、こっちを見ようともしない。代わりに私が話しかけるたび、私をつかむ手に力が込められる。




怒ってる…。







A「ここ…って…」






太輔先輩の住むあのマンション。



彼の部屋は11階、エレベーターに乗り込むが重たい空気が言葉を発するのを阻止する。





部屋に連れ込まれ玄関の扉が閉じると同時に


ふわっと暖かくなる体温



先輩の心が読めなくてどうすればいいのか、気持ちが追いつかない




A「……」



太輔「あいつの……匂いがする。」



A「……」



太輔「この匂い嫌いなんだけど」



A「……」



太輔「ねえ、A… やっぱりシよ」



A「…や…です」





え。何言ってんだろ


わたし…






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あー(プロフ) - 初めまして。 玉ちゃんとガヤさんとどうなっていくのか気になります。 更新楽しみにしています! (2020年9月6日 22時) (レス) id: 04cdb41ac9 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - ぴぃあいさん» わざわざ返信ありがとうございます! なら完結してくれることを祈ってます! 更新されましたらソッコーで見にきます! もう一回最初から読んでこよー!この小説大好きなんで (2019年10月18日 16時) (レス) id: ece7d64652 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア(プロフ) - これこのシーンで終わったんだと思ってました!好きな作品だったので、再開されるなんて嬉しいです! (2019年10月17日 22時) (レス) id: f32e14bd58 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃあい(プロフ) - みさきさん» みさきさんコメントありがとうございます!お待たせしてしまいごめんなさい(TT)私自身もまた踏み込むとは思わずびっくりしています(笑)次こそ完結させるつもりで戻ってまいりましたので、お付き合いいただければ幸いです! (2019年10月17日 20時) (レス) id: 25ed3e0bce (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃあい(プロフ) - るきあさん» るきあさんコメントありがとうございます!そんな昔から読んでくださって今また繋がれたこと嬉しく思います(^^)ありがとうございます! (2019年10月17日 20時) (レス) id: 25ed3e0bce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴぃあい | 作成日時:2014年8月22日 11時

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