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ヒナちゃんを送ると、帰り際にヒナちゃんは私に暖かい目をしながらｸﾞｯとポーズを決めて帰ってしまった。
あの子絶対勘違いしてる。
私は、灰谷さんが好きだけど、灰谷さんが私を俺の女なんて言うのは気まぐれでペットっていう隠語なんです。
ココさんだって、私をからかうのが好きな人で
蘭さんは、もっと私をからかう。
所謂、ドSってやつです。
ドS三銃士なのです。
｢……いや、帰れよお前ら｣
｢急に迎えにこいって言われて、金にもならねぇのに来たんですから目つぶってください｣
｢竜胆の家なら、俺の家じゃん｣
蘭さん、それはガキ大将が言うセリフNO.1じゃないでしょうか？
いや、そんなことよりも
＿＿＿＿話すから着替えてこい
そう言われて、着替えてて考えてた。
きっと先程の事についてだと分かってはいるけど
どんな風に、何を、伝えられるのか
気になって仕方ないのに
｢邪魔者扱いすんなよ、竜胆｣
｢実際邪魔なんだよ｣
蘭さん達がいると話しにくいのか
それともただ、家にいて欲しくないのか
それともその両方か
分からない。
元彼のことも知りたいけど
私は、灰谷さんの気持ちも知りたい。
欲張りになってきているのが分かる。
最初は、ただ話せるだけでも嬉しかった。
気にかけてくれているのが嬉しかった。
｢A｣
名前を呼ばれるだけで心臓がはねた。
いい歳した大人が小学生みたいな、いや、学生みたいな甘酸っぱい恋をしてるなんて、と分かってはいるのだけど
仕方がないのです。
勝手に反応してしまうのだから。
こんなの、初めてなのだから。
｢ｸｿ……邪魔すんなよ｣
｢したことねぇーじゃん。｣
元彼よりも灰谷さんって、私も相当最低だ。
もっと落ち込んでると思ってた自分でも。
他人から見ても
なのに、辛かったのは最初だけで
すぐ違う人に恋をしたのだから
もしかしたら私は、とても軽い女なのかもしれない
そんな風に自分を卑下してみんなの元に戻ると、灰谷さんがバツ悪そうにぽつりぽつりと話し始めた。
ココさんに私の身辺調査をさせてたこと
調べてる過程で、私の元彼が美人局に引っかかって私と別れたという事実が発覚してたこと
｢美人局…｣
｢だからまぁ、竜胆はAにアイツが接触しないか心配だったんだよ。なー？竜胆｣
｢余計なこと言ってんじゃねぇよ｣
心が壊れてるわけじゃない
悲しいわけでも、面白い訳でもないのに
私の口からは乾いた笑いが漏れ出た。
やっぱりあの人は私を愛してなんかなかった。
離れない私が、都合良かったんだと改めて認識した。
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!? - あぁ!三人共好きなんですけどおお!! どうしよ よだれが止まらん…… (4月22日 17時) (
レス) @page50 id: 37f7d05f89 (このIDを非表示/違反報告)
もむ(プロフ) - YUMiさん» YUMiさん！！コメントありがとうございます！！3人から愛されて欲しいです！！！！うふふ！嬉しいコメントで私もヨダレダラダラです！笑笑これからもよろしくお願いします！！ (2023年3月18日 19時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
YUMi(プロフ) - コメント失礼します!!何ですか、これもう3人に愛されちゃうんですか??ヨダレが止まらないです笑。とても楽しく読ませて頂いてます!! (2023年3月18日 18時) (レス) @page32 id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
もむ(プロフ) - みいさん» わぁー！！みいさん！！！こちらも読んでいただけてるなんて！！！！(´；ω；｀)ありがとうございます！！！！みいさんも最高です！！これからもよろしくお願いします！！ (2023年3月6日 12時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
みい - さすがもむさん最高です！！！！！！！ (2023年3月6日 9時) (レス) @page3 id: 13de0dd53a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もむ | 作成日時：2023年3月4日 0時
