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｢おぉ…広い…｣
元彼のものは全処分、服は運送業者にお願いして家に戻ると
家の中がかなりスカスカになった。
こんなに多かったのかと思いながら、匂いを取りたくて窓を開けて外の風を入れる。
｢…ひとりで住むには広すぎるんだよなぁ｣
｢一緒に住むか｣
｢家賃高いしそれで…も、も！？！｣
｢あー、うるせぇうるせぇ。耳元でギャンギャン騒ぐな｣
騒ぐなという方が無茶だ。
灰谷さんはいつから私の家にいたのだろうか。
家を出る時はいなかったし
帰ってきた時も靴が増えているわけでもなかった
｢な、なんで、灰谷さんが…｣
｢お前無用心すぎ。帰ったらすぐ鍵かけろよ｣
｢あ、掛け、忘れてました？｣
｢おう。｣
変なオオカミに食べられても文句言えねぇんだぞ。と私の頭を軽く小突く
それが嫌じゃなくて
灰谷さんのなせる技だなぁと思う。
｢そういえば灰谷さん｣
｢あん？｣
｢蘭さんに私の連絡先教えましたか？｣
｢は？教えてねぇけど｣
今日の朝方に1件のメッセージ有りの通知があって誰だろうか、ヒナちゃんかな？何もお別れも言えずに会社辞めてしまったもんなぁ
なんて、アプリを開くと
"六本木のカリスマ兄ちゃん"
という、名前が書かれてないアカウントの人からメッセージが来ていたのだ。
こんな名前にするのは1人だなぁと思いながら重い瞼を開けて見てみると
"竜胆には内緒ね"
という文字が。
からかってるのがわかっているけれど
先ず知りたい。
この人、なんで私の連絡先を知っているのか
竜胆には内緒ね。って言ってるくらいだから、灰谷さんが教えたわけじゃないと思う、けど
でも、兄弟揃って私の反応を楽しんでる可能性はゼロではない。
しかも二度寝したかったのに、こんなメッセージで目が冴えてしまって寝れなくなったし。
｢…ということで、教えたのかなって｣
｢クソ兄貴…人の携帯勝手に覗きやがった｣
｢それは、その、ご愁傷さまです…｣
｢返すなよ、返事｣
｢それ、私怒られませんか？｣
｢うるせ、俺の言うことだけ聞いてろ｣
まぁ、別に返す気は無かったからいいのだけど
私が素直に言うことを聞くと、灰谷さんはご機嫌になる。
いい子だと言って頭を撫でて子供扱いをするし
｢灰谷さんは、私の年齢知ってますよね？｣
｢あ？おう。お前酔った勢いで全てぶちまけてたし？｣
｢…物理的にもって言いたいんですか…｣
｢んな事言ってねぇけど？｣
絶対そう思ってるくせに。
この人は本当に意地悪だ。
沢山謝っても今後も関わっていく限りはこれで弄られるんだろう。
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!? - あぁ!三人共好きなんですけどおお!! どうしよ よだれが止まらん…… (4月22日 17時) (
レス) @page50 id: 37f7d05f89 (このIDを非表示/違反報告)
もむ(プロフ) - YUMiさん» YUMiさん！！コメントありがとうございます！！3人から愛されて欲しいです！！！！うふふ！嬉しいコメントで私もヨダレダラダラです！笑笑これからもよろしくお願いします！！ (2023年3月18日 19時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
YUMi(プロフ) - コメント失礼します!!何ですか、これもう3人に愛されちゃうんですか??ヨダレが止まらないです笑。とても楽しく読ませて頂いてます!! (2023年3月18日 18時) (レス) @page32 id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
もむ(プロフ) - みいさん» わぁー！！みいさん！！！こちらも読んでいただけてるなんて！！！！(´；ω；｀)ありがとうございます！！！！みいさんも最高です！！これからもよろしくお願いします！！ (2023年3月6日 12時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
みい - さすがもむさん最高です！！！！！！！ (2023年3月6日 9時) (レス) @page3 id: 13de0dd53a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もむ | 作成日時：2023年3月4日 0時
