156 side Nissy ページ6
西「るり…
るり。」
「…っん…!」
細い腰を抱き寄せ、
もう片方の手で頭を撫でる。
舌の先でそっとなぞれば、
戸惑いがちに開くるりの唇。
歯列をくすぐるように辿り、
舌を絡ませれば、
「…んぅ…、ふっ…。」
程よく抜ける体の力。
西「かわいい。」
「…やっぁ、…も…、苦し…っ。」
そんな、潤んだ瞳で言っても、
俺を煽るだけなのに…。
西「だーめ。
まだ、足りない。
もっと、るりを感じたい。
ほら、口、開けて…?」
そっとした唇を親指でなぞれば、
俺と目を合わせたまま、
素直に口を開くるり。
西「いい子、だね。」
「…っん!!」
舌を絡ませる甘い水音と、
るりの甘い声だけが病室に響く。
西「好きだよ、るり。」
耳朶に唇を寄せて、
囁くと、
ビクンと体を跳ねさせる。
「…っあ…。」
西「あー、もう。たまんない。
かわいすぎる。」
「も…ほんとに、む…り…です。」
倒れ込むように、
俺の胸に体を預けてくる。
ぎゅっと抱き締めれば、
乱れた呼吸の合間に、
「キャパオーバーです。」
と真っ赤な顔で俺に訴える。
157 side Nissy→←155 side Nissy
840人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリィ(プロフ) - ちゃんうめさん» ちゃんうめさん。コメントありがとうございます!温かいコメント頂いてとても嬉しく、こちらこそ感謝です☆ (2018年5月21日 19時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 由希さん» 由希さん、ありがとうございます!やっと続き書き始めました!引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです。 (2018年5月21日 19時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます!すっごく嬉しいです。続編、書き始めたのでよかったら引き続きよろしくお願いします! (2018年5月21日 19時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いろんな方の小説がある中で、やっぱりこの話が1番大好きです本当に( ; ; ) ずっとずっと読み続けたいです…お話楽しみにしてますね! (2018年5月17日 21時) (レス) id: 76f9ce82a3 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 4終了お疲れ様です。続き楽しみに待ってます (2018年5月16日 23時) (レス) id: ec5f86864e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リリィ | 作成日時:2018年4月14日 21時