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手術は1時間程で終わった。
ストレッチャーで運ばれてきた西島さん。
「お部屋着きましたよー。」
という看護師さんの声に頷くけど、
まだ、麻酔が覚めてないのか、
目を閉じたままで。
もう、喋ったらだめですよ、わかります？
という問いかけに、手を上げる西島さん。
ベッドにスライドして寝かされて、
そのまま、また眠ってしまった西島さん。
私にも注意事項を説明して、
病室を出ていく看護師さん。
ドアが閉まり二人きり、静かな空間。
そっと手を握ると、
ぎゅっと握り返してくる西島さん。
寝たり起きたりを繰り返してた
西島さんを見つめていた時、
私のスマホがなった。
「はい、速水です。」
電話の相手は、
実彩子さんだった。
実「隆弘…、どう？
るりちゃん、
病院に、いるんでしょ？」
「いえ。
でも、手術は無事に終わったそうです。」
実「そう、よかった…。」
ほっとした声。
実「るりちゃん、私…。
自分がしたことが間違ってるって、
わかってる。
でも、隆弘が好きな気持ちは変わらないから。
私達には、切っても切れない絆がある。
だから、あなたには負けない。」
「実彩子さん…。
私は…、西島さんが、
好きです。
でも、西島さんにとっては、
私はただのマネージャーで、
西島さんは、
あなたのそばにいることを
選んだ。
それが全てです。」
実「好きだって認めるんだ？」
「そこで嘘をつけません。」
ふふって、笑って、
実「るりちゃんが、
とことん、嫌な子だったら良かった…。」
「私だって、
今もずっと、
実彩子さんに憧れてます。
綺麗で優しくて、歌もダンスも上手で、
素敵な人だといつも思ってます。」
実「ふふっ。変だね、私達。」
「はい。」
実「とりあえず、今だけは。
隆弘のこと、お願いします。じゃあね。」
と切れた電話。
実彩子さんは私がここにいること、
わかってる。
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リリィ(プロフ) - ちゃんうめさん» ちゃんうめさん。コメントありがとうございます！温かいコメント頂いてとても嬉しく、こちらこそ感謝です☆ (2018年5月21日 19時) (
レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 由希さん» 由希さん、ありがとうございます！やっと続き書き始めました！引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです。 (2018年5月21日 19時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます！すっごく嬉しいです。続編、書き始めたのでよかったら引き続きよろしくお願いします！ (2018年5月21日 19時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いろんな方の小説がある中で、やっぱりこの話が1番大好きです本当に（ ; ; ） ずっとずっと読み続けたいです…お話楽しみにしてますね！ (2018年5月17日 21時) (レス) id: 76f9ce82a3 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 4終了お疲れ様です。続き楽しみに待ってます (2018年5月16日 23時) (レス) id: ec5f86864e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ
| 作成日時：2018年4月14日 21時
