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母「こらっ!華音!
お客様に何言ってるの?」
華音「だって、ママがたかくんが彼女連れてきたって言うから…。
たかくんは、私のなのに!」
そう言う華音ちゃんの後ろに、
西島さんに似て整った顔立ちの女性が笑いながら立っていた。
姉「だって、華音、せっかく隆弘が帰ってきたのに部屋に閉じこもってるから、
ちょっとね…。
あ、おかえり隆弘。あと、えっと…。」
「はじめまして。
西島さんのマネージャーの速水と申します。」
姉「えー、マネージャーさんだったの?」
わかりやすい溜息をついた西島さん、
全く母子揃ってさぁ、とブツブツ言ってる。
華音ちゃんはこれまた、子役もびっくりの美少女。
「華音ちゃん、こんにちは。
私は西島さん、えっと、
華音ちゃんのたかくんのお仕事を手伝ってるだけで、彼女じゃないよ。」
華音「ほんと?」
「うん。」
華音「よかったぁ。あ、たかくん!おかえり!」
華音ちゃんが西島さんにぎゅっと抱きつく。
西「かのーん。またかわいくなったなぁ。
あ、新しいドレス見てくれた?
発表会、もうすぐなんだろ?」
と西島さんが発表会の話をすると、
とたんに華音ちゃんの顔が暗くなる。
華音「私、でないもん。」
「え?」
華音「でても、上手に弾けないもん。」
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リリィ(プロフ) - オーバーさん» いつもありがとうございます!このあとも楽しんでください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - kiymik0919さん» 最高だなんて、嬉しすぎますっ!続きも書き始めたので、そちらもよろしければ読んでやってください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - nnnさん» 好きすぎるなんて、ありがとうございます!すごく嬉しいです☆このあとも楽しんでいただけたら嬉しいです! (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - dencha1130さん» コメントありがとうございます☆すごく嬉しいです!続編も書き始めたのでそちらも楽しんでください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - もうヤバい!!サイコーです!! (2018年3月26日 14時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリィ | 作成日時:2018年3月13日 1時