第百八十一話 ページ33
「…そろそろ、いいかな?」
なかなか出るにも出られない状況だったが、意を決して声を出す
「リーリア、彼は…
君の部下なんだね?」
「はい」
「そうか、それが君の願いかい?」
…はい!と、真剣に答えるリーリア
リーリア、俺の…娘
俺はリーリアにそっと近づき
「娘の願いは…
叶えてあげないとね」
と、優しく抱き締めた
お、お父様?と混乱気味ながらも、ぎこちなく抱き返してくる、あぁ、やっぱり可愛い
「でも…その男は、今後一切俺達やヴァリアーに近づく事を禁止する
勿論、Aにもね
君の願いは、叶えたいから、生かしてあげるけど…もうこれ以上いられると、俺達だって何をするかわからないんだよ、わかるね?」
これは、その男のために言っているんだよ
その男、ドファーは相変わらず読めない無表情で、代弁するかのようにリーリアはわかりましたと頷いた
その後は、俺は部下を呼び出し別の別邸へとリーリアとドファーを送らせ、Aを抱いて、家へと帰ったのであった
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みさき(プロフ) - べあさん» 応援ありがとうございます、これからも宜しくお願いしますね! (2014年1月11日 17時) (レス) id: d631bbb70e (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 庶民的なゴッドさん» 再度、本当にありがとうござきます!更新、頑張っていきます! (2014年1月11日 17時) (レス) id: d631bbb70e (このIDを非表示/違反報告)
べあ - 初めまして!ドキドキしながら読ませてもらいました。頑張ってください\(*⌒0⌒)♪ (2014年1月11日 16時) (レス) id: d80c405e1f (このIDを非表示/違反報告)
庶民的なゴッド(プロフ) - みさきさん» 返信ありがとうございます(^^)改めて、本当に面白いです!話の展開の仕方も上手で次が気になって仕方ありません(笑)その文才が羨ましいです…引き続き更新頑張ってください!応援しています!長文失礼しました (2014年1月8日 17時) (レス) id: 49df246470 (このIDを非表示/違反報告)
燐花(プロフ) - みさきさん» いいよ〜!!やったあ!! (2014年1月7日 11時) (レス) id: f45056ee11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさ | 作成日時:2014年1月3日 14時