【na･po･li】ナポリの始末屋たち (ページ1)

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「ちょ、shu3、あかん弾切れてもーた」

「だから言ったじゃないすかぁ多いくらいが良いって」

「ったく、すぎるはあと何回現場入ったら学ぶんだか」

「蘭たんもshu3もこの前弾切らしてたけどね」

多くの息をなくした人間だったものが転がる中

多くの欠片が落ちる道の中

私は彼らの後ろにいる

最年長なのに最年少とも思わしきすぎる
「Aは足りてんの？」
いつも私を気にかけてくれる兄貴的存在
銃よりナイフが得意らしい

しっかり者だけどいじられキャラのshu3
「うわ、仲間探そうとしてる〜、Aはすぎると違って抜かりないもんね」
いつも私のことを信じてくれる
狙った獲物は逃さない、100発100中撃ち抜く

毒舌で現実主義者のhacchi
「Aの分は俺が余分にストックしてるから」
私のことを1番甘やかしてくれるのはこの人
武器で戦うより毒薬とか麻酔とかを作るのに長けてる

男4人の中で最年少でも中身は1番大人
「自分のくらい自分で持てよ、A」
たぶん私のことをあまり良く思っていない
どんな武器を持たせても上手くやる何でも出来る男

「すぎる、shu3、hacchi、蘭たん、後ろ危ない」
そして私、本当の最年少
第六感ってやつで敵を察知する能力が人一倍

私はこの4人ととある仕事をしている

言わば裏社会

私の一言で4人は武器を構える

命を奪う行為に躊躇いはいらない

「……さすがやな、Aの能力は」

鳴り響いた銃声がこだまする
煙たい中、人が倒れた

「すぎる弾入ってないのに構えて何しようとしたわけ」

最初に奴を撃ち抜いたのは蘭たんの弾

5人は誰も知らない裏で動く

私たちは、