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「先生の授業、超わかりやすいです」
ベットの横に座る先生
カーテンの向こうから入る日光のおかげで
血色がいつもより良い
「ほんとに？！超嬉しい、そんなこと言われるとどんどん教えたくなっちゃう、来て！放課後！どんどん！」
えーなにこれちょう嬉しい。。。
「行きます！どんどん物理解いて質問行きます！」
さっきまでだるかった身体は先生のチカラで
復活！
こんな幸せな時間ずっと続けばいいのに
「だいぶ元気になったね」と先生が微笑む
「健人っ……中島先生のおかげです」
また健人先生って言いそうになって、冷や汗をかく
先生のおかげとかちょっと意味わかんないこと
言っちゃった
口が滑った
スルーしてほしい、と思いながら、
この願いが悟られないように出来るだけ無表情を作った
「健人先生でいいのに。俺だって名前で呼んでるのAくらいしかいなくない？」
「えっあっ」
これって特別？
「あ、ごめん。嫌だった？そうだよね普通にAさんでいいよね」
「いやいやいや！違うんです！A！でいいです」
言わせんな〜
無駄に必死になっちゃったじゃん
自分だけ下の名前ってゆうのにも気づいてたし
嬉しかったんだから
そのままがいいんだから
必死な私を見てふふっと微笑み、
ポンポンと頭をはたいた
「お大事にね」そう言って保健室を出ていった
うわぁああ顔が熱くなる
恥ずかしい恥ずかしい
先生の匂いなんか残ってるし
今までの会話夢かなぁ。頭ぽんぽんとか
なに？誰にでもああゆうことしちゃうの？先生
健人先生！あんまり愛想振り向かないでよね！
みんな好きになっちゃうんだから
続く
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作成日時：2018年2月11日 8時
