彼岸柱、魔法学園の常識を覆す -1-

第二十六の刃 ページ26

その後は鏡のところへ向かうも、偶然会った学園長に私だけ呼び出された。ナンデ？
そのせいで寮には向かえず、金平糖はユウくんに預けた。



学園長「クルーウェル先生が先程から、元気がないんですよ…心当たりありません？？」



『』←元凶



アーー、ありますね。ハイ、めっちゃあります……。



『いや実は、クルーウェル先生が私の為に作ってくれた魔法薬、受け取らなかったんですよ…。多分(ていうか絶対)それかと。』



学園長「！？！？ななななな、なぜ受け取らなかったのです！？」



またバグったな。この学園はバグりやすいのか？？あとシンプルにうるせぇ。



『単に治そうとは思わないから、ですね。』



学園長「貴方は嫁入り前の女性なんですよ！？肌に傷を作ってはいけません！」



『結婚する気ないんで大丈夫です。』



そう言うと分かりやすく顔を青ざめる学園長。「こうなったら学園長命令です！」とか言い出した。それ職権乱用って言うんですよ？？？



学園長「受け取らなかったら、貴方の単位落としますよ！？まだないですけども！」



『ナチュラルに脅さないでもらえますー？？』



お願いしますよぉ〜、と駄々こねだした学園長。あれ、立場逆じゃね？？

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