文豪ストレイドッグス 元ポートマフィアの敦くん

七話 ページ9

「嫌だァ・・・・もう嫌だァ・・・ぜんぶお前等の所為だ・・・
　武装探偵社が悪いンだ！社長は何処だ 早く出せ！でないと＿＿＿
　爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ！」

太「あちゃー」

国「怨恨だ 犯人は探偵社に恨みがあって社長に会わせないと爆破
　 するぞ と」

太「ウチは色んな処から恨み買うからねぇ
　 うん・・・あれ高性能爆薬だこの部屋くらいは吹き飛んじゃうね
　 爆弾に何か被せて爆風を抑えるって手もあるけど・・・・
　 この状況じゃなぁ どうする？」
太宰さんの目は節穴ですか？あれには爆薬の匂いがしない
つまり偽物。大丈夫です。社長に会わせましょう

国「殺そうとするに決まってるだろ！それに社長は出張だ」

敦「え？なんで僕の考えていることが解ったんですか？」

国「声に出ていたぞ。大丈夫ですの処からだ」
セーフです。良かった

太「となると・・・人質をどうにかしないと」

急に二人の目が鋭くなった
どうしましたか！？太宰さん・・・発作ですか！？救急車・・・
ってああ・・・じゃんけんですか。国木田さん・・・おかわいそうに

国木田さんがじゃんけんに負けた・・・まあ、想像したとうりですが

国「おい、落ち着け少年」

「来るなァ！吹き飛ばすよ！」
国木田さんは手を挙げた

「知ってるぞアンタは国木田だ！
　アンタもあの嫌味な能力とやらを使うンだろ！？
　妙な素振りしたら皆道連れだ！」

太「まずいねこれは
　 探偵社に私怨を持つだけあって 社員の顔と名前を調べてる
　 社員の私が行っても余計警戒されるだけか・・・
　 却説、どうしたものか」
あ、・・・これは嫌な予感がする。この時は目を合わせちゃだめだ

太「敦くーん」

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