検索窓
今日:25 hit、昨日:1 hit、合計:68,844 hit

三十四話 ページ38

敦「これではみんな死んでしまう・・・。どうしよう。何とかしなくちゃ!!
  なんて云うと思った?
  全然大丈夫だよ。僕の異能があれば。」

僕がこんな言葉を云ったのは鏡花ちゃんが
割れた窓から身を投げそうだったから。

正直この異能力は嫌い。乱歩さんの時はノリで使っちゃったけど。
でも、この異能力で人が救えるなら・・・

敦「異能力___時のかけら」
僕は爆弾の時間を止めた。

鏡「その異能力・・・・・・もしかして、まほろ?」

鏡花ちゃん凄く勘が良いんだね。同じ異能力を使っているとはいえ、
髪の色は白。黒じゃない。まあ誤魔化すかな。

敦「・・・・まほろって誰?」

鏡「あなた。」

え・・・。そ、そう来たか。

敦「なんでそう思ったの?」

鏡「あなたの髪は白。でも毛先のほうだけ黒。それは昔黒く染めてた証。
  先のほうは色がとりずらいから。それに探偵社員だとしても爆弾を
  一瞬見ただけで構造がわかるなんてことはない。から・・・。」

鏡花ちゃん探偵に転職したらどう?

敦「あはは。うん。確かに僕の偽名はまほろだよ。本名は敦っていうんだ。
  ・・・・・・・・久しぶりだね。鏡花ちゃん。」

鏡「!その喋り方・・・やっぱり。やっぱりまほろは死んでなかった。
  また、会えて 嬉しい。」

敦「僕の名前は敦だからこれからは敦って呼んでね。」

くらっ

あ、安心したら疲れがどっと押し寄せて来た・・・。
少し寝させて貰おう。

__________________

部屋は静寂。黒い外套の男は話す。
そこに鎖で繋がれている包帯だらけの青年に。

芥「幾ら強くとも駒は駒か。貴方はどうだ?駒か 或いは___」

青年の顔は何故だか少し笑っていた・・・・・・・・

三十五話→←三十三話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中島敦   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» 良い展開になって来たっ!!もうやばいっす!俺の期待道理にことが運んでて、とっても面白い!更新、頑張ってね。明日の夜、楽しみにしてる♪ (2017年7月6日 22時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬けグルメ - 朝霧 おちあさん» あ、おちあも妹いるんだね。僕にも妹がいるよ〜。更新頑張るね。 (2017年7月5日 22時) (レス) id: 06e106b67d (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» 此からの更新、楽しみにしてる♪頑張って!! (2017年7月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» あちゃー!!ありがとう!ヤッター!!やばいっす!言葉にならないくらい、やばい!見た瞬間、跳び跳ねたよ!妹に注意されてやめたけど……… (2017年7月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬けグルメ - ありがとう!!これからもこの作品を宜しくね! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 06e106b67d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:お茶漬けグルメ | 作成日時:2017年5月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。