三十四話 ページ38
敦「これではみんな死んでしまう・・・。どうしよう。何とかしなくちゃ!!
なんて云うと思った?
全然大丈夫だよ。僕の異能があれば。」
僕がこんな言葉を云ったのは鏡花ちゃんが
割れた窓から身を投げそうだったから。
正直この異能力は嫌い。乱歩さんの時はノリで使っちゃったけど。
でも、この異能力で人が救えるなら・・・
敦「異能力___時のかけら」
僕は爆弾の時間を止めた。
鏡「その異能力・・・・・・もしかして、まほろ?」
鏡花ちゃん凄く勘が良いんだね。同じ異能力を使っているとはいえ、
髪の色は白。黒じゃない。まあ誤魔化すかな。
敦「・・・・まほろって誰?」
鏡「あなた。」
え・・・。そ、そう来たか。
敦「なんでそう思ったの?」
鏡「あなたの髪は白。でも毛先のほうだけ黒。それは昔黒く染めてた証。
先のほうは色がとりずらいから。それに探偵社員だとしても爆弾を
一瞬見ただけで構造がわかるなんてことはない。から・・・。」
鏡花ちゃん探偵に転職したらどう?
敦「あはは。うん。確かに僕の偽名はまほろだよ。本名は敦っていうんだ。
・・・・・・・・久しぶりだね。鏡花ちゃん。」
鏡「!その喋り方・・・やっぱり。やっぱりまほろは死んでなかった。
また、会えて 嬉しい。」
敦「僕の名前は敦だからこれからは敦って呼んでね。」
くらっ
あ、安心したら疲れがどっと押し寄せて来た・・・。
少し寝させて貰おう。
__________________
部屋は静寂。黒い外套の男は話す。
そこに鎖で繋がれている包帯だらけの青年に。
芥「幾ら強くとも駒は駒か。貴方はどうだ?駒か 或いは___」
青年の顔は何故だか少し笑っていた・・・・・・・・
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朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» 良い展開になって来たっ!!もうやばいっす!俺の期待道理にことが運んでて、とっても面白い!更新、頑張ってね。明日の夜、楽しみにしてる♪ (2017年7月6日 22時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬けグルメ - 朝霧 おちあさん» あ、おちあも妹いるんだね。僕にも妹がいるよ〜。更新頑張るね。 (2017年7月5日 22時) (レス) id: 06e106b67d (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» 此からの更新、楽しみにしてる♪頑張って!! (2017年7月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» あちゃー!!ありがとう!ヤッター!!やばいっす!言葉にならないくらい、やばい!見た瞬間、跳び跳ねたよ!妹に注意されてやめたけど……… (2017年7月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬けグルメ - ありがとう!!これからもこの作品を宜しくね! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 06e106b67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶漬けグルメ | 作成日時:2017年5月12日 20時