文豪ストレイドッグス 元ポートマフィアの敦くん

参拾話 ページ33

僕は今、与謝野さんと買い物に来ています。
手の中には沢山の買い物袋。
正直高くつみすぎて前が見えないです。

敦「ま、まだ購うんですか？」

与「落とすンじゃないよ？ 落としたら＿＿＿」

敦「お・・・落としたら？」

与謝野さんは二ィッ と、笑った。
マフィア時代の太宰さんみたいだ・・・。

その時目の端に着物の少女が写った
僕は後ろを見た。

あの子は・・・・鏡花ちゃん？

ドンッ

誰かにぶつかった。

敦「うわわわっ！」
僕はバランスを崩してしまった。ああっ！檸檬が転がってく・・・

檸檬は名も知らぬおじさんに踏まれた。

「ウォウッ！？」
その人は転んでしまった。

与「あーあー」

敦「うわっ 大丈夫ですか！・・・・・・・梶井さん」ﾎﾞｿｯ
あ、間違えた。檸檬だった。傷付いちゃったかな・・・

「どうしてくれる 欧州職人の特別誂えだぞ！」

敦「えっ！？あ、すいませんホントに・・・・」
あ、檸檬踏んで転んだ人か。
歩きスマホと余所見は危ないですよ・・・まあ、僕も人のこと言えないけど。

与「ご容赦を お怪我は？」ﾆｺｯ

ドスッ

「五月蠅い！女の癖に儂を誰だと思ってる！貴様らの勤め先など電話一本で潰して＿」

与「女の癖に？そいつは恐れ入ったねェ。
　 女らしくアンタの貧相な××を踏み潰して××してやろうか？」

え、ええ・・・・僕は聞かなかったことにした。

「・・・・ッ！」

オーラが凄い・・・さて、檸檬は此で全部だね。

僕達は電車のホームへ向かった

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