文豪ストレイドッグス 元ポートマフィアの敦くん

二話 ページ4

？「おぉーいこんな処に居ったか唐変木！」
ん？どっかから大声が・・・あ、反対側から

太「おー国木田くんご苦労様」

国「苦労は凡てお前の所為だこの唐変木！お前はどれだけ
　 俺の計画を乱せば＿＿＿」

太「待ち給え君。良いことを思いついた彼は私の同僚なのだ
　 彼に奢ってもらおう」

敦「え？いえいえ結構です。あの人が可哀想ですよ」

国「聞けよ！」
あの人に奢られるほど僕はお金に困ってるわけじゃないです
服ボロボロですけど変装してるだけですからね

太「いいじゃないか。国木田君を困らせるのは私の仕事だ。
　 君、名前は？」

化野・・・違う違う！！偽名じゃなくて本当の名前！！

敦「中島・・・・・敦ですけど」

太「ついて来たまえ敦君
　 何が食べたい？」

え・・・何が一番安いかな・・・あっそうだ今日のテーマは
「僕が孤児院からそのまま育っていたら」だ
テーマに当てはまりつつ安い物・・・あっ

敦「お茶漬けが食べたいです」

太「はっはっは！
　 餓死寸前の少年が茶漬けを所望か！
　 いいよ国木田君に三十杯ぐらい奢らせよう」

国「俺の金で勝手に太っ腹になるな太宰！」
え・・・聞こえるんですか・・・耳良いですね
あ、そうだ知らないふり・・・

敦「太宰？」

太「ああ、私の名だよ
　 太宰・・・太宰治だ」
今、カッコつけましたね

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