文豪ストレイドッグス 元ポートマフィアの敦くん

二十二話 ページ24

目の前には女性の遺体
可哀想に・・・

「今朝 川を流されている所を発見されました。」

乱「・・・・ご婦人か」

簑「胸部を銃で三発。それ以外は不明だ。
　 殺害現場も、時刻も弾丸すら貫通しているため発見できていない」

乱「で？犯人は？」
え、其れ聴くんですか！？判ってないから呼ばれたんですよね。

簑「判らん。職場での様子を見る限り、特定の交際相手もいないようだ」

乱「それ何も判ってないって云わない？」
そうですよ。オブラートに包んで誤魔化さないで下さいよ。

簑「だからこそ素人あがりの探偵になど任せられん。
　 さっさと「おーい網に何か掛かったぞォ」

「ひっ人だァ！人が掛かってるぞォ！」

簑「何だと！まさか・・・第二の被害者！？」

敦「あー・・・太宰さんじゃなかったらよかったなーって
　 思ってたところです。太宰さん。」

太「やあ敦君仕事中？おつかれさま。その髪型どうしたの？
　 ハッ！！真逆・・・私にその綺麗な髪を見せるために！？」

敦「違います。乱歩さんに鬘取られただけです。でもここで
　 太宰さんが死ぬなら冥土の土産ってことで・・・」

太「ふ・・・何を云っているんだい敦君。私は死ぬなら
　 美女とが良いのだよ。と、いうわけで
　 一緒に心中してくれる美女募集中。」

敦「そうですか。なら僕の方を見ながら云わないで下さい。
　 ・・・で、今日のこれは？」

太「此は単に川を流れてただけ」
いや、ドヤ顔されても・・・

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