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悪口悪口悪口悪口 ページ2
言い過ぎた
誰かに言いつけられて
偉い人に、しばらく口を塞がれた。
ごめんね
今度は気を付けよう
そう思ったけど
ウソつき男と喧嘩をしてしまった。
また私は言い過ぎた。
ウソつき男は
ウソつき男の仲間の女たちと一緒に
私の言葉を
手当たり次第に
偉い人に投げつける
偉い人は
また、私の口を塞いだ。
ウソつき男は笑ってる。
(本当はおんなのくせに)
ウソつき男は笑ってる
ウソつき男は言った
｢君の本当の姿を僕は知っている｣
｢だから僕は、いつでも本当の君を滅茶苦茶に壊せるんだよ｣
私はこの言葉を偉い人に投げつけた。
けれど
偉い人は何もしなかった。
ウソつき男は今も
伊達男の振りをして
仲間の女に持て囃されている。
私は
君みたいに
脅したりしなかったのにね
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作者名：塩辛い砂糖 | 作成日時：2015年11月5日 23時
