怪しげな ページ14
「ぎ、銀さ……………」
私が言い終わる前に、銀さんは私の体を持ち上げる。
「お、おい………待…………」
「すいませーん。ここ代わりの娘入れてもらえます?」
「え?ちょっと?銀さん!?」
銀さんは妙ちゃんの声も無視して歩いていく。
「あ、あの……銀さん………?」
呆然とする私をよそに、銀さんはどんどん進んでいく。
店の裏口から路地裏に出る。
銀さんは黙って私をおろした。
「…………………」
無言のまま抱きしめられる。
「え、えーっと……あの………銀さん?////」
銀さんは私の身体から離れると、そのまま私にキスをした。
さっきまで喋っていて開いている口に、銀さんの舌が入ってくる。
歯の裏をなぞるように舐められる。
なにもできない私の舌に、銀さんの舌が激しく絡まる。
貴「んー…………んー…………!!」
息が続かなくなり、銀さんの胸板を叩く。
すると、銀さんは唇を離してもう一度私を抱きしめた。
「ばーか………無防備すぎんだよ、お前」
「そ、そんなこと言ったって…………」
まさかあんなことする人とは思わなかったし………お客さんに手荒なこともできないし………
私はぶつぶつ小声で言い訳を言う。
「それでも助けを呼ぶことぐれーできただろ?」
「う……そ、それは…………」
「できたよな?」
「………は、はい…………できました………」
「じゃあ、お仕置きだな」
そう言う銀さんの笑顔は
いつもよりも黒く、怪しい笑顔だった。
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クナイ - 最後の絵上手すぎんだろォォォォォォォォォ!!! (2016年7月24日 22時) (レス) id: e995f3fc57 (このIDを非表示/違反報告)
銀姫 - さくらもちさんの作品とても面白いです(*^_^*)面白すぎて止まらない(^_^;)他の作品も見てみます(-´∀`-)これからも頑張ってくだサーイ(*゚∀゚)尸 (2015年8月16日 21時) (レス) id: 82cb5ffe56 (このIDを非表示/違反報告)
(σ・ω・*さくらもち)(プロフ) - 椿☆さん» すごい嬉しいです…!!ありがとうございます(T_T)本当ですか!?すごい偶然!! (2014年9月17日 15時) (レス) id: 67d50557de (このIDを非表示/違反報告)
(σ・ω・*さくらもち)(プロフ) - 定代さん» ありがとうございます……!!やっぱり完結って少し寂しいですよね(´・ω・`) (2014年9月17日 15時) (レス) id: 67d50557de (このIDを非表示/違反報告)
椿☆(プロフ) - すごく面白くて、最初から一気に読んでしまいました!それから、主人公の誕生日の設定が、たまたま私と同じでした! (2014年9月16日 23時) (レス) id: 63e5586329 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらもち | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kamui8xxx/
作成日時:2014年7月9日 22時