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真也「楓士雄お前よく覚えてたな」
楓士雄「あったりめぇだろ〜笑言い出したの俺だもん笑」
誠司「あぁ〜そうだったな笑あん時はありがとな」
マドカ「はぁい！口ばっかり動かさないで手動かす！」
新太「ドカおかん感増したよね」
正也「最近うるさいんだよ」
マドカ「あ�爐↓爐↓燹�？」
正也・新太「(ビクッ)(ペコ)」
10年前、警察官だった誠司の親父さんが亡くなった。
毎年あいつの誕生日には必ずお祝いをしてくれて、優しい自慢の親父さんだった。
けど、その年の誕生日には…あの時の誠司の顔は今でも忘れられない、今思えば前を向いてほしいとかそんな理由なのかもしれないけど、あの頃の俺たちはただ笑った誠司の顔が見たかったんだ。
そして10年前の今日誠司の誕生日に俺たちはここに来て10年後の自分達に手紙を書いてタイムカプセルを埋めた
10年後に掘り返す約束をしてきっとみんな誠司が笑ってる事を願った。
覚えてねぇが覚えてる、奇跡って不思議なもんだ
マドカ「おー！！あったー！」
正也「よしゃー！！」
楓士雄「うぉぉー！！」
マドカ「…ねぇ、A、まだかな？」
新太「…まだ来ないね、忙しいのかも」
マドカ「忘れて、るのかな…？」
楓士雄「あいつは来るよ。あいつが1番約束を大事にしてんだから」
マドカ「…うん！そうだよね！」
真也「すぐ来るって！」
誠司「…ほら、俺やっぱり父さんのような正義の警察官になるって書いてる笑」
マドカ「ほんとだ！」
誠司「なんだよ」
正也「がはははは」
楓士雄「なんでもねぇよ笑ドカは？」
マドカ「私は、有名なクラリネット奏者」
真也「ナナハンにのってるってよ」
楓士雄「ゲッ！なにこれ」
マドカ「なに」
楓士雄が紙を見せる
マドカ「サラリーマンになって地球をまもる！…ﾌﾟｯﾊﾊﾊﾊちょサラリーマンてあんた何よ笑」
誠司「それ多分なんとかマンってヒーローだと思ったんじゃない？」
マドカ「それだわ笑正也は？」
正也「世界制覇」
マドカ「ﾌﾟﾊﾊﾊアホ丸出しじゃん！」
正也「うっせぇよ」
楓士雄「新太は？」
新太「あ、俺？俺は、世界一のコック、だって」
正也「世界一？(新太を指差して笑う)」
マドカ「あの頃よーく料理作ってたもんね新太」
楓士雄「あー！そうだわ！よく分からねぇ料理な！」
正也「いやでも意外にうまかったよなぁ」
誠司「うんパン屋でもらってきた食パンの耳な！」
マドカ「なんとかピザ！」
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作者名：易癒 | 作成日時：2021年9月28日 20時
