若人よ、今こそ大志を抱くのだ ３【NARUTO】

その忍……第一試験は筆記試験【４】 ページ6

＊







筆記試験のルールはこうだ。
持ち点は一人10点。１問間違えるごとにマイナス1点。
そして、カンニングをすればバレるごとに2点ずつ引かれる。



まあ、ここまでは普通の試験って感じだけど。


問題は一人でも0点の者がいたらそのチームは不合格ってこと。






いやああああああああ！！！殺気を感じるよぉおおお！！！うちの班はナルトもゆずきちゃんもいるんですぅ！！！ドベが二人いるんですよおおお！！どう考えても不利っ！！！







「試験時間は一時間だ。始め」






うそっ、始まっちまったああああ！！！

ペラっとめくって問題を見てみる。





ふむ。難しい！！！解けねぇ！！！

いやいや、落ち着け私。考えろ。
私は馬鹿だけどナルトみたいに精神面がバカな訳じゃない。いや、バカだけど。






この試験は普通の試験？いや違う。忍者の試験なんだ。
だから、忍者に必要な何かに関係してるんだよな。

試験…頭脳？知識？


そんな簡単じゃないよね。
んんー、サスケぇぇぇぇ教えてぇぇえええ！！！！






＿＿＿…？






ん？今なんか聞こえたような？


サスケの声ぽかったけど。






あ、あのーサスケくん？









＿＿＿ゆずき？



＿＿＿わ、私の声、聞こえてる？



＿＿＿あ…ああ。頭に響いてくるような



＿＿＿何それヤバみ！！！すごくね！！？？



＿＿＿うるせぇ



＿＿＿すまん。早速だけど！！この試験って何が目的なの？さっぱり解けないんだけど！？



＿＿＿オレも解けない。だがこの試験、カンニングをどうバレないようにするのか、それが問題だ。



＿＿＿カンニングぅ？



＿＿＿ああ。オレは写輪眼を使うつもりだ。



＿＿＿なるほど…じゃあ私はこの能力を使うのか！！



＿＿＿まあ、それが一番いいアイデアだが…いつから使えたんだ？



＿＿＿今っ！！



＿＿＿…まぁいい。この試験、サクラなら解けるだろ。



＿＿＿うん！サンクス！！サクラに念じてみる！



＿＿＿あ、ああ。






やばいですよ！皆さん！！！私、ここに来て、3章になってようやく主人公っぽい能力解放ですよ！！


私が一番驚きだよ！！！

その忍……第一試験は筆記試験【５】→←その忍……第一試験は筆記試験【３】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す