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汽車は日が落ち辺りが暗くなった頃、ようやくホグズミードについた。
レオたちは手馴れたように荷物を引き摺りながら汽車を降りた。
夏が過ぎ去り少し高くなった夜空には星が金箔のように輝いていた。
ぼうっと空を見上げていたレオにジョージが声をかける。
「レオ、馬車が来るぞ」
「あぁ今行くよ」
ジョージの声がした方へレオが歩みを進めれば、フレッド、ジョージ、リーそれからなぜだかセドリックとその友人ニックがレオを待っていた。
「馬車は六人乗りだからな！」
「人数が多い方が楽しいだろ？」
「？まあ、そうだが…」
セドリックはと言うと、レオを熱のこもった目で見つめながら前髪を無意識に整えていた。
フレッドとジョージはにぃと口角を上げると、たった今来た馬車にレオそれからセドリックを隣になるように押し込み自分らも乗り込んだ。
「押すと危ないだろう？」
「まあまあ」
「まあまあ」
ニヤついている二人を後目にレオは「まったく…」と呟くと小さく身震いをした。イギリスの九月は昼間でさえ長袖がちょうど良いくらいなため、夜になると冷え込む。
そんなレオの姿を見たセドリックは自分のローブを脱ぐと、レオの膝にかけた。
「ディゴリー？」
「寒いかと思って」
「まあ肌寒いくらいだが…。これではディゴリーが風邪をひいてしまうだろう」
レオは「でもありがとう」と微笑みながら、セドリックの肩に腕を回しローブを肩にかけてあげるように返した。
「キミには敵わないな…」
「そんなことない。私と比にならないくらいディゴリーは優しいよ」
「そういうことじゃなくて……」
「ん？すまない、何か言ったか？」
「いや何でもないよ」
レオは曖昧な笑みを浮かべるセドリックに、眉を軽くひそめながら「そうか」と言った。
一連の流れを近くで見ていたフレッド、ジョージ、リー、ニックの三人は『リア充コノヤロウ』と思うと同時に『セドリックが可哀想だ』と頭を抱えていた。
───
【パパラチアサファイア】
九月の誕生石
意味：一途な愛、運命的な恋、信頼関係
セドリックの一途な愛
セドリックとレオの運命的な恋
悪戯組とレオの信頼関係
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - 七夏さん» こんにちはー！コメントありがとうございますm(_ _)mのんびり気まま更新なので首を長くしてお待ちください(^^) (2021年1月6日 23時) (
レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
七夏(プロフ) - 面白いです!続きを楽しみに待ってます! (2021年1月6日 22時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - 刹那さん» こんにちは〜、大丈夫です！ホグワーツはレオちゃんの夢女で溢れかえっていますから！応援、ありがとうございます！ (2021年1月4日 17時) (レス) id: 042e634d32 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - こんにちは。とても面白く一気に読み進めてしまいました！レオちゃんの性格が好きすぎてレオちゃんの夢女になりそうです…w連載、頑張ってください。 (2021年1月4日 13時) (レス) id: 525079de0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2020年12月25日 1時
