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＊
「ふん、情けないヤツめ」
レオが口角をあげ杖をしまいながら言うと、セドリックはレオの腕をひいた。
「レオ、早く行こう。フリントがスネイプでも連れてきたら面倒だよ」
「ん、ああ」
二人はいそいそと叫びの屋敷を離れた。
そして城へ戻るとき、二人の話は『ハロウィーンの夜』のことになった。
「それにしても、あの騒ぎは何が原因だったんだろ」
「騒ぎ？ああ、ハロウィーンのトロール事件か」
「みんなはスネイプが解放したんじゃないかって」
スネイプの名前が出たことに少し驚いたような顔をするレオ。セドリックはレオの反応に不思議そうに首を傾げた。
「スネイプ先生が？あの人は確かにイジワルな人だが、ダンブルドアを裏切るようなことはしないよ」
「きっと地下牢の錠が緩んでたとか、そんなもんさ」と首をすくめ続けたレオに、セドリックは不安そうに顔をクシャりと歪めた。
セドリックの表情の理由が分からず、レオは「どうした？」と聞いた。
「いや…君があんまりにもスネイプを擁護している気がしたんだ。なんでかなって……も、も、もしかして、スネイプが好きとか？」
「バカ言うな。スネイプ先生は魔法薬学の先生だから、先生として尊敬してるんだ」
レオがピシャリとセドリックに言い放つと、セドリックは「そうか、そうだよね」とホッと胸をなで下ろした。
「今日はありがとな。楽しかった」
グリフィンドール寮の前にたどり着いたとき、レオがキュッと口角をあげセドリックに向けて言った。
その言葉にセドリックはかぁーっと顔が熱くなる。
──僕とのデート(？)は楽しかったんだ。良かっ た！！
「う、うん。ボクもた、楽しかったよ。その、君が良ければまた一緒に……」
「ああ。また一緒に行こう。じゃ、また後でな」
レオがグリフィンドール寮に戻っていく姿を恍惚に見つめていたセドリックを見かける者によって、こんな噂が流された。
『セドリックは背中フェチでレオの背中を狙ってる』
続く
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - 七夏さん» こんにちはー！コメントありがとうございますm(_ _)mのんびり気まま更新なので首を長くしてお待ちください(^^) (2021年1月6日 23時) (
レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
七夏(プロフ) - 面白いです!続きを楽しみに待ってます! (2021年1月6日 22時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - 刹那さん» こんにちは〜、大丈夫です！ホグワーツはレオちゃんの夢女で溢れかえっていますから！応援、ありがとうございます！ (2021年1月4日 17時) (レス) id: 042e634d32 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - こんにちは。とても面白く一気に読み進めてしまいました！レオちゃんの性格が好きすぎてレオちゃんの夢女になりそうです…w連載、頑張ってください。 (2021年1月4日 13時) (レス) id: 525079de0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2020年12月25日 1時
