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スタジアムの大きな画面に広告が流れた。
『━━━弾むおいしさピョンピョンピョン！しろうさぎ本舗は白恋中を応援しています。』
「は、弾むおいしさ.......」
「ピョンピョンピョン」
Aがつい、公告のうたい文句を口にすると、その続きを佐久間が、口にした。二人が顔を見合せて、笑ったとき、試合開始のホイッスルがなった。
「最初から北極グマ二号を出すつもりか。」
佐久間の読み通り、雷門は北極グマ二号を出した。
帝国を負かしたといえる北極グマ二号。しかし、アツヤによって邪魔された。
「必殺クマゴロシ縛！」
佐久間とAは、息をのんだ。アツヤの叫ぶ声が聞こえる。
「熊殺しのアツヤとは俺のことだ！」
自慢げなアツヤを見たAは、小さく「そんな人、聞いたことないけど」と呟いた。佐久間が同時に、吹き出す。
アツヤの強烈なタックルにより、マークについていた稲森と小僧丸は守りきれず、士郎へとボールがまわった。
「さあ、いくよ。」
Aは、顎に手を添えた。
「吹雪さん....士郎さんの方ですけど、素晴らしい司令塔ですね。」
Aの冷静な解析に佐久間が答える。
「ああ。雷門のDF、全くと言っていいほど動けてないからな。」
焦って、日和と服部が士郎をマークするも、パスがどんどんと繋がり、またもや士郎へと帰ってきた。
「さあ、仕上げといこうか。」
アツヤへとパスがまわり、「くらえ！必殺クマゴロシ斬！」と、ダイナミックなシュートはゴールネットへと差し込まれた。
すると、鋭い万作の声が響く。どうやら、岩戸に怒鳴っているようだ。
アツヤがけしかけたことは、二人は気付いたがお互いになにも言わなかった。
ただ一言、二人は呟いた。
「雷門にとって、辛い勝負になるな。」
「はい...」
「相変わらずとろくせぇな。寿司屋の息子だけあって大トロってとこか？」
「...黙れｯ!!」
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - 初めまして、ありがとうございます！読みやすいと言われるのは初めてで、すごく嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年12月9日 21時) (
レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 初コメ失礼します！小説の内容がめちゃめちゃ読みやすくて好きです…！更新これからも頑張ってください！ (2019年12月9日 18時) (レス) id: 6ae36e2f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2019年10月10日 18時
