Snow day. (ページ10)

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《深澤》

スノラボの初日が無事終わった。

やっぱりたくさんの人の前でライブするって

ほんとに楽しい。

たとえ声が出せなくてもファンの笑顔と

ペンライトの振り方とか見てすげーテンション上がる。

初日の本番が終わり、みんなシャワー入ったり

アイシングしたりしてるけど、

みんなあることが気になって仕方ないみたい。

渡「A、今日は大丈夫だったの？」

『うん。まあ、、』

なべの質問にもかなり濁らせて答えてる彼女。

そう、ゲネプロで起こったあの過呼吸は

何だったのかみんな気になってるみたい。

深「何があったの？あの時」

俺は意を決してAに質問した。

そう言うと、口をつむって下を向いてしまったA

宮「何か言えないことなの？」

優しく舘さんが声をかける

そうすると、やりすぎってくらいに首を

ブンブン横に振った

宮「じゃあ、お願い。教えてほしいな」

『私、高所恐怖症でさ、(笑)』

Aは自嘲気味に言った

『ただ普通に、怖かっただけなの。

それがなんか恥ずかしくて言い出せなかった。

ごめんなさい、、、』

深「そうだったんだね、じゃあめちゃめちゃ

怖かったんじゃない？よく頑張ったね」

するとAは泣きそうな顔をしてまたもや

ブンブン首を横に振った

『逆に迷惑かけてごめんなさい』

佐「迷惑なんて思ってないよ。

もうね、Aにはいーっぱい頼って欲しい！

だって頼られたいもん！！」

『ふふ(笑)ありがとう。』

目「てか、Aって閉所恐怖症もあるでしょ？」

『ちょっとそうかも』

ラ「なんでわかったの？」

目「いや、Aってだいたいいつも階段だなって思って」

『実はね(笑)

誰にも言ってなかったけど』

向「ほな、大変やったな今まで」

『そんな事ないよ、自分で加減してやってるからね。

まあーー、今回以外は？(笑)』

もーこんなに我慢しちゃうお嬢さん心配だよ❗️わら

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