Snow day. (ページ14)

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《A》

『蓮くんおはよ。体調は？』

目「大丈夫だよ。気にしないで」

『気にするよそりゃ〜。リーダーから報告済なんで。』

目「今日やりきるから。自身あんの」

『そう言えてるってことはきっと大丈夫だよ、支えるから沢山頼ってね』

目「ありがとう」

熱が38℃あるような人の受け答えには見えないよね

なんか私もちょっとやばいかもなあ

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《深澤》

本番1時間前

ヘアセットとメイクは完了し、今から軽くストレッチというか準備運動。軽く踊ったりね

そんな中、未だに準備は何一つ完成してなく、テーブルに突っ伏しているめめ、、いや、Aも？？！

先にめめ

深「めめ、、だいじょぶ？いける？もう1間前切った。」

目「、、あ、あぁ。ありがと、いけるいける」

深「熱上がってそうだね、辛いね、、、」

次にA

深「(トントン)」

Aの肩を叩く

深「A〜？もう時間なんだけど、、」

Aは多分聞こえてないと思うんだけど、声に出してAを起こしてみる

『ん、、あ、ふっか、さん』

深🦻🏻「大丈夫？顔色、悪い」

🦻🏻『、、、少し、大丈夫』

深「ちょっと意味わかんないんだけど(笑)」

ちょっと目をキョロキョロさせてから手話をした

これは誤魔化してるな？

けど言ってることはよく分からない

深🦻🏻「聞こえる？声で、話すよ？」

『いいよ』

深「熱は？」

『そんなのないよ、』

深「顔色悪いって。念の為、測っといて？」

『分かった』

Aに体温計を渡して測らせるも温度は

『35.7℃』

深「いや相変わらず低いな〜」

『言わんこっちゃない』

深「まじで顔色悪いけどどした？大丈夫？」

『大丈夫だから。心配しすぎだよ、ふっかさん』

ほんとに心配しすぎなだけなのかな

けど事件が起こったのは本番30分前

ステージ脇のステージラックで各自、自分が使いやすいようにセッティングやらなんやらしていた時のこと。

向「なあ、A見てへん？」

渡「見てないけど」

深「もうそろ来ないとやばいよね」

さすがにもうここに来てないと焦ってくる頃になってきた

宮「俺ちょっとAの楽屋見てくるわ」

岩「うん、分かった」

Aは女の子ってのもあって一応1人になれるように楽屋を別に設けて貰ってる。

まあ、あんまり使うことないんだけどね(笑)

すると

宮「ねえ！誰か来て！！」

血相を変えた、舘さんの大きな声が響いた

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