Snow day. (ページ15)

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《宮舘》

Aの楽屋前に着いたものの、ドアは閉まってる。

宮「あれ、いつも開けっぱなんだけどなあ、」

もう衣装への着替えもとっくに終わっているはず。

宮「(トントントン)Aいる？」

ドアの先は女の子の楽屋。いてもいなくてもノックは必要

けど一向にAだけでなく誰からも返事は無い

宮「入ります」

慎重にドアを開ける。

宮「あれ、いない、、、っ！」

ドア付近からは死角になってるところもあるため、

中に入って見回すと、ちょうど死角の所にAが居た

いや、倒れてた

宮「A？！わかる？」‪

うつ伏せに倒れているAの肩を強めに叩くも

はっきりと反応がない

楽屋を飛び出して大声でメンバーに知らせる

宮「ねえ！誰か来て！！」

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《A》

ヘアセットもメイクも完了して衣装も着た。

それよりさっき蓮くんのところに行って、

蓮くんが休めるようにと肩を貸してあげてた

つもりだった。

けど気づいたら私まで寝てて、

起きた時すごく血の気が引いた感じがした。

別に生理でもなんでもないのに

ふっかさんに顔色悪いって言われた時は焦った。

あ、今日のライブちょっとやばいかもなって。

けどいざ、本番があと数十分って迫ってきてくると、

アドレナリンが出てそんなの吹っ飛んだ。

スタイリストさんから、衣装のウエスト絞るの

お願いしていたものが手に届いた。

着替えるためにドアを閉めた。

その時

(フラッ)、、(ドンッ)

今日にすごい目眩に襲われて、思わず倒れてしまった

『なに、これ、、』

*