17人中４番目

1-48.過去　翔平 ページ48

翔平side





翌日、レッスン中に集まる視線



その先には健太さんと昂秀





樹「こんな暑いのに
なんであの2人長袖なの」



翔平「何でだろーな」



陣「…お前らなんかあった？」





そして、服脱いでみろと言われ
脱ぐしかない空気で
上裸になった2人の肌は当然荒れてる



何があったか、事情聴取が始まり
俺ら4人はマネージャーから
呼び出しをくらった





佐藤マ「何してんの？」



A「私の責任です」



佐藤マ「年上だよな？
止めなかったの？
何があったか説明して」




昨日あったことを簡潔に
まとめて説明してるけど
肝心なところが抜けて



Aちゃんのせいじゃないのに
Aちゃんのせいになってる





A「やらせたの私なので
3人はレッスンに戻してください」



翔平「Aちゃん」



A「いーから！
あの部屋の責任者は私

早く行きな」





スタジオに戻りメンバーに
何があったのと聞かれて


本当のことを言うと
唖然としてた





壱馬「男より男っぽい」



山彰「そんで今1人で説教くらってると…」



力矢「呼んでくれればよかったのに」



翔平「Aちゃんに止められました」



陣「2人ともちゃんと謝れよ」



『ガチャ』



「「あ」」



健太「Aちゃんごめん！」
昂秀「ごめんなさい！」



A「えへへ 全然いいよ〜」





Aちゃんをサンドするように
3人でハグしてて
昨夜の大喧嘩はどこへやら



昨日の夜、健太さんがお風呂入って
昂秀がお風呂入ったところで
睡魔にやられて寝てしまった俺



朝起きて最後に残ってる
記憶を辿って冷静に考えると



最後にお風呂に入ったのは
2人の喧嘩で散乱した家を
片付けてたAちゃん



多分2時間も寝てないはず



それで全責任を被って
ガッツリ説教され



『仲直りできてよかったね〜』と
2人をよしよししてる



・
・
・



レッスン終わりAちゃんが
座ってる昂秀の背中目掛けて
抱きついて



『もう限界、寝る』と夢の中へ



Aちゃん多少潔癖入ってるから
床で寝れないんだよね





北人「やること男なのに
寝顔かわいい〜」



翔吾「せやな〜」



慎「パシャ 寝顔ゲット」



壱馬「男だけのグループ送ってな」



慎「はい」

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