17人中４番目

1-49.過去　壱馬 ページ49

壱馬side




うわ、最悪



38度



頭痛い





「「おはよー」」
「「おはようございます」」



壱馬「おはよーございます」





ルート別に集まって
Aちゃん、瑠唯さん、山彰さん
海青、慎と武者修行の練習



これ、熱上がってきてるなぁ
まじできつい





A「休憩しよっか」



山彰「飯買ってくる」



瑠唯「みんなも行くしょ？」



A「私あるから
みんなで行ってきて」



慎「壱馬さんは？」



壱馬「俺もあるから大丈夫
気をつけて行ってきてな」




4人がスタジオから出て
Aちゃんもどこかに行き



もう限界で机に伏せたとき
背中に何か感じた





A「なーんで黙ってるの」



壱馬「なに？」



A「何度？」



壱馬「なにが」



A「はやく」



壱馬「…朝38やった」



A「熱以外は？」



壱馬「…頭痛い、寒い」



A「ほら、頭痛薬」



壱馬「飲ませて」



A「あー」



壱馬「あー」





口開けたら薬入れてくれて
水も渡してくれた



なんで熱あるのわかったんやろ





A「雰囲気でわかる」



壱馬「Aちゃん…」



A「ん？」



壱馬「抱きしめていい？」



A「おいで」



壱馬「俺が抱きしめんの。おいで」



A「生意気」



壱馬「熱のせい」



A「おかしいな、いつもだよ」




椅子から立ち上がって
Aちゃんが背中にかけてくれた
パーカーを落ちないようにかけ直して



抱きしめたAちゃんの香りが
俺の心を落ち着かせてくれる





壱馬「今日、看病してくれへん？」





ーーー



変なタイミングですが



いっぱいになったので移行します



すみません

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