【HQ】あんたら、悪女”もどき”様が通るんだからどけや！！

１３８話馬鹿どもら ページ15

小見「…で、なんでAがあんな怒ってたの？ 赤葦」


木葉「そーだよ、俺も怒られてる気分だったわ」




そういえばこの事はマネージャーさんにしか言ってなかったんだっけ。

言おう言おうで忘れてた。





赤葦「実は…」





話し始めると、だんだん先輩方の顔が曇っていく。


そして、俺もそうだった。





だって正直に言うと、



木兎「Aの遊び、付き合うと疲れるんだよなー。あと罪悪感がすごい」



……だからだ。

とか良いながら結局手伝うのはA先輩が嫌いじゃないからだろう。





猿杙「で？その女子は本当にマネやる気なの？」


赤葦「まぁ、はい。毎日俺の教室まで来て毎回同じ事言うんですよ」


小見「赤葦お疲れ様ー」






木葉「可愛い子！？ 可愛いなら俺、悪女でも良いかも！」





木葉さんがそう言うと、小見さんが木葉さんにプロセス技をかけた。

うん、まぁそんな楽に言うことじゃ無いだろうけど。






小見「木葉！分かるぜその気持ち！！」


木葉「じゃあなんで俺にプロセス技を掛けてるのかな！？痛い痛い！」






小見さんが木葉さんを離すと木葉さんはしんだように倒れている。





小見「可愛いとか？美人とか？そんなん嬲ってもらうしか選択肢ないだろ！」





美人だったら別にいいや！などと話をしているが、

正直言って、顔面偏差値で言えば高い方だと思う。





赤葦「美人系な人だと思いますよ」


小見「マジで！？」






赤葦「明日からは学校ですし、二学年棟まで見に来たらどうですか」






俺がそう発言すると、その話はここで終わりになった。

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