愛して欲しかっただけなのです【gr】 (ページ12)

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体調も万全になり
等々パーティ当日になった。あれからユリナとは1度も話してない
いや、避けられている

一体あいつが何を考えてるのかが分からない

cn「テル〜」

『チーノ、丁度準備が整いました』

するとポカーンとした顔で立ち止まる
な、何か変か？

『ど、どうかなさいました？』

cn「あ、いや……綺麗やなぁって」

そんなストレートに言われたら流石の私でも照れる

cn「……今日だけは独り占めさせてな？」

今日だけは？まぁ別にいいのですが
陛下は彼女と楽しんでいるのでしょうか……

cn「テル今日だけは俺が彼氏やで？」

かれし……？
彼氏……？

『かっ……彼氏??!』

cn「ふはははっ!驚き過ぎ笑」

驚かない人とかいないでしょうが……
全く……

『にしても賑やかですね……これ陛下は襲われたりしないんでしょうか』

cn「あ〜トントンとかが付いとるんちゃう？トントンどうせ女の子見つからんと思うし」

何気に書記長様をディスっていくスタイル……
彼もなかなかモテそうですけどね……

『チーノ、どうします？』

cn「折角やし踊っとく？」

『折角……まぁいいですけどね』

すると膝を着くチーノ

cn「私と踊って下さいますか？」

紳士のような笑みでふっと笑う彼
やはり顔がいいですね……

『えぇよろしくお願い致します』

まぁ育ちは悪い為ダンス覚えるのには苦労しましたね……
外交官様には申し訳ない気持ちで胸が張り裂けそうですよ

すると周りがザワザワし始める
まぁ幹部が踊ってるんだこれくらいにはなるだろう

［チーノ様と踊ってる方は誰かしら？］

［総統補佐官の方でないか？］

注目が集まってる……？
私にか……？

［綺麗なお方ね…でも何で総統様じゃないのかしら?］

［チーノ様と恋仲にでもあるんじゃないか？］

き、綺麗って……
恥ずかしいですね……

cn「ふふっもっと胸張ってええんやで綺麗なんやから」

『……ちょ、調子が狂うでしょう…辞めてくださいませ』

んふふかーわいって言ってる貴方の方が可愛いんじゃないでしょうか？
全く……