謎の少女と少年

転校生達（アーヤside） ページ8

さっきのあの２人、質問に答えてる時と違う雰囲気だった…
翼と忍も気付いてるみたいけど…う〜ん謎だな…


生徒男子2:「橘さん好きな人は居ないの？」

橘:「それも内緒です。」

生徒男子-翼忍:カワイイー///

生徒女子2:「田中君は？」

田中:「さあな？」

生徒女子-アーヤ:ミステリアス〜///


ー橘sideー
そんなに転校生って珍しいの？
質問攻めされて嫌になるわ。
それにしても、私と建人、
どうしていつも恋人に見られるの？勘弁してほしいわ。
あ、あの子…
後で話し掛けてみようかしら

ー田中sideー
どんだけ質問してくんだよ。
そろそろやめてくれよ。美幸絶対呆れてるな。
ん？あいつら…後で話し掛けてみるか

ー昼休みー
生徒男子３：「橘さん…」

橘：「ごめんなさい。他の人と話したくて…
　 また、後ででもいいですか？」

生徒男子３：「は、はい///じゃあ、また後で///」

橘：(ペコリ)

生徒女子３：「田中君…」

田中：「悪い。俺も美幸と同じだから。じゃあな。」


2人はそう言うと、橘さんは私の方に、
田中君は翼と忍の方に、歩いてきた。


橘：「あの。今、お時間よろしいですか？」

アーヤ：「えっ！？は、はい。大丈夫ですよ。」

橘：「よかった。貴女とはまだ話してないでしょう？
　 だから話したくって。いいかしら？」

アーヤ：「もちろん！いいですよ！」

橘：「貴方のお名前聞いてもいいかしら？」

アーヤ：「タチバナ アヤです。
　 立つ花でタチバナ。彩るでアヤ。
　 よろしくお願いします。」

橘：「あら、立花？苗字一緒なのね？
　 じゃあ、私のことは名前で呼んでくれる？ややこしいから。
　 それと、良かったら、タメ口で話しません？仲良くしたくて。」

アーヤ：「うん！よろしくね、美幸ちゃん！」

橘：「うん！よろしく！名前で呼んでもいい？」

アーヤ：「もちろん！」

橘；「ありがと！」

(その頃…)
田中：「なあ、今いいか？」

翼,忍：「ああ。」

田中：「お前たちのことなんとなく気になってな。名前は？」

翼：「ミカド タスク。
　 美しいもんと書いて、ミカド。
　 翼と書いて、タスクだ。」

忍：「ナナキ シノブ。
　 七つの鬼と書いて、ナナキ。
　 忍者の忍で、シノブ。」

翼,忍：「よろしく。」

田中：「ああよろしく。
　 お前たちのこと、名前で呼んでもいいか？
　 俺のことは好きに呼んでくれ。」

翼,忍：「ああいいぜ。ok。」

田中：「どうも。」

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