謎の少女と少年

ママって、単純（アーヤside） ページ5

はー。気持ちよかった。
登校準備が終わってから、
朝食の準備をしよう。



アーヤ母:「あら、アーヤおはよう。今日は早いのね。」

アーヤ:「おはようママ。
　 うんちょっといつもより早く起きちゃって。
　 朝食の準備手伝うよ。」

アーヤ母:「あら本当？助かるわ。
　 それじゃあ、
　 食器棚から食器を人数分出してくれる？
あ、パパの分は要らないわよ。パパ出張だから。」

アーヤ:「うん知ってるよ。
　 今朝ランニングから帰って来たら、
　 パパが居たから、少し話したの。」

アーヤ母:「あらそうなの？
　 一言いってくれれば、良かったのに。」

アーヤ:「ママに負担をかけたくないから
　 お弁当作らなくていいって言ったんだって。
だから、声をかけなかったのも同じ理由なんじゃない？」


そう言うと、ママは少し頬を赤らめて、


アーヤ母:「あらそうだったの？今日の夕飯、
　 パパの好きなものを作ろうかしら。」


本当ママって単純だな。


アーヤ母:「アーヤお皿持ってきて。完成したから。
　 それと、奈子起こしてきてくれる？」

アーヤ:「はいどうぞ。うん分かった。」


アーヤ:「奈子起きて。朝御飯出来たよ。」

奈子:「んー眠い。お姉ちゃんおはよう。」

アーヤ:「ん。おはよう。さあ降りるよ。」

奈子:「ハーイ。」


アーヤ:「ママ。奈子起こしてきたよ。
　 他になにか手伝う事ある？」

アーヤ母:「ありがとう。いえ無いわ。」


今日の朝食は、
食パンの上にスライスチーズを円を描くように乗せて、
その中に生卵を乗せて焼いたトーストと
コーンスープ。美味しいんだ。
朝食の中で一番お気に入りなんだ！


奈子:「わぁー！美味しそう！」

アーヤ・アーヤ母・奈子・佑樹:「いただきます。」


アーヤ・アーヤ母・奈子・佑樹:「ごちそうさま／でした。」

アーヤ:「ちょっと早いけど、行ってきます。」

アーヤ母:「気を付けてね。行ってらっしゃい。」

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