謎の少女と少年

橘からの質問（アーヤside） ページ36

橘:「『探偵チームkzは、
メンバーの特技を
活かすんだったよな？』」
(悪戯な笑み)

kz-黒木,アーヤ以外:「ああ/うん。」

アーヤ:「え？黒木君、今の...。」

黒木:「うん。
橘、何で知ってんだ？
俺が、kzの皆だけに、言ったセリフだぜ？」

橘:「僕、耳、いいから。」

黒木:「いくら耳が良くても、
2階での会話は、聞こえないと思うぜ。」

橘:「そうでも、無いんだけどね...。
まあ、後々、分かるわ。」

田中:「美幸、早く、言えよ。」(イライラ)

橘:「...ok。で、質問の続きだけど、
1人だけ、特技が、
分からない人が、居るのよね。

和臣は、リーダー。
和典は、数学。
貴和は、対人関係。
和彦は、社会と理科。
忍は、IT。
彩は、国語と書記。
翼は？
総合なんだろうけど、他にもありそう。

ちなみに、貴和の事が分かったのは、
僕と、同じ様な雰囲気だったから。

忍については、
あの七鬼家の末えいだし、
【ITの天才】って、有名人だから。」

田中:「同感。」

若武:「それは...」

翼:「俺が、言うよ。
橘と田中は、kzのメンバーに、
なるかもしれないんだから。」

橘,田中:「あーと/サンキュ。」

田中:『あーと』相変わらず、可愛いな///

翼:「俺、凄く鼻が良いんだ。
目を瞑ったままでも、歩ける。

後、記憶力が良い。
一度、覚えた事は、忘れない。」

橘:「じゃあ、目、瞑って。

じゃあ、立って。

じゃあ、この部屋を一周して。
何かあったら、何なのかを言って。」

ー数分後ー
橘:「こりゃ、役に立つね。
でも、効きすぎて、大変でしょ。」

翼:「まあね。
でも、何で疑問形じゃないんでしょ？」

橘:「秘密。」(ウィンク)


そう言うと、美幸ちゃんは、
今朝と同じように、人差し指を立てて、
唇の前に持っていった。


翼:「チッ。
(不覚にも照れてしまった///
顔には、出さないけど...。)」

田中:「じゃあ、俺も1つだけ、秘密を言う。」

kz:「どうぞ。」

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