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清々しいくらい大量に積まれた資料
今日も今日とて残業
こんな仕事量
あの時間に渡された時点で終わるわけないの決定してたし
絶対上がらせる気なかったあの糞爺
文句をぶーたらぶーたら垂れながらでも
作業をする手は止めない
私1人ならダラダラやったって問題は無いけど
今日は別だ。
「 先輩ー…嫌なら断ったほうがいいです、よ!!!! 」
「 仕方ないでしょ
受けなきゃ誰もやんないんだから 」
「 課長にやらせておけばいいじゃないですか!! 」
「 彼奴の作る資料でプレゼンなんて絶ッ対嫌 」
「 まあ、ややこいですよね。あの人の資料 」
ウチはノルマとか契約取ってこいとか
そんなブラックさじゃないから、
そこはまだ唯一の救い
それでもこの長時間の仕事の縛り付けと
仕事量を1人に押し付ける辺りはブラック相応だろ
潰れちまえ。とは思うけど
何せ性格上、サボれない体質だから
なす術無し。断る事も出来ないし
だったら受けるしかない
「 佐藤、もう上がっていいよ?? 」
「 いやいや、先輩1人でこの量無理ですって 」
優しい後輩を持ったものだ
上がクズだと下の絆がしっかりするから
そういう面では団結力高いと思う
時刻は20:00ジャスト
今日は8時出勤だったから18:00上がりのはず
だったのだけれど………。
「 とっとと終わらせて飲みに行くよ!! 」
「 え!!私もですか!? 」
「 当たり前 」
「 嬉しいですけどー!!!! 」
なんだかんだ言って
手伝うし、飲みも嬉しそうに着いてきてくれるけどね
この子は。
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青藍(プロフ) - 最高すぎます…..更新頑張ってください! (2023年1月15日 2時) (レス) @page8 id: fd6ac99b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミオ 。 | 作成日時:2023年1月13日 3時