この“世”の醜さ、美しさ 続【呪術廻戦】

in person ページ14

俺は乙骨憂太くんを外に連れ出した

『さ、乙骨くん。特級呪霊出せるかな？』

そう問うと、えっと、、、と戸惑いをみせる


乙骨｢だしかた、分からないんですけど、、、｣

『んー、そっかぁ。んじゃぁ………』


すっと背中に手を回して漣に触れる

『乙骨くんを守るために出てくるんだよね？』

すらっと刀を抜く


カチャンと、乙骨くんに刃を向けた


『乙骨くんをいじめればいいんでしょ？』


そう言いながらクスリと不敵な笑みを浮かべる


悟｢A、やり過ぎないでね｣

『分かってるさ』




そういって俺はダンっと地面を蹴る

大きく漣を振りかぶる


乙骨｢はっ？えぇ！？｣


『ごめんね、』


漣を乙骨に向かって振り抜こうとしたその時、




？？｢憂太、憂太ぁぁあ！！！！｣



彼の背後に




？？｢憂太をいじめるのゆるさない"い"ぃぃぃい！！！！！！｣



特級過呪怨霊・折本里香が…………＿＿＿＿＿＿＿




『わ、思ってたよりもすごい』



俺はそう言葉をこぼした

無意識に口角が上がっていた




俺の漣は折本里香に掴まれている


そして、折本里香は俺に手を伸ばし始めた



里香｢ゆ"る"さ"な"い"い"！！！｣


その里香の行動に乙骨は止めようとする


乙骨｢里香ちゃん！やめて！！｣


だが、それは無駄な足掻きだった

それを見て俺はふっ、と微笑む


『大丈夫、俺は大丈夫だから』




すっと手をかざす




術式展開………＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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