この“世”の醜さ、美しさ【呪術廻戦】

Two months have passed ページ13

俺が甚爾さんに拾われてもう2ヶ月がたった



『ね、甚爾さん、今日の昼飯何がいい？』

甚爾「和食」


『はーい』


こんな、夫婦？笑 みたいな会話が普通になった


俺はここに住んでから、


色々なことを知ったし、学んだ


もちろん、鍛えたおかげでそこそこの筋肉もついたし、背も伸びた



そう、たった2ヶ月で、


普通の人は2ヶ月でここまで成長しないって言うらしいんだけど……


甚爾さんが言うには


「ろくに日の下に出ずに、家から1歩も動かねぇ生活がお前の成長を止めてたんだろ」


と言った


確かにそうだな………と納得して、それで終わった


その他に、掃除、洗濯、料理といった家事


普段、甚爾さんは女の人の家に転がり込んでいるらしくて、一人暮らしと言えども家事ができないのも納得出来る


俺が来てからは、そのヒモ？生活をしなくなった

時々どこか行ってしまうことがあったにはあったが、ほぼなかった




甚爾「なあ、Aー、飯まだー？」


『甚爾さんちょっとまって、後ちょっとだから』


俺は、今味噌汁とご飯、あと卵焼きという簡単な料理を作っていた


『よし、できたよ』


そう言って皿を運ぼうとすると、甚爾さんがよってきて、作ったものをつまみ食いをする


甚爾「うま、」

『おい、座ってからにして……』


甚爾「……」


そう圧をかけると

甚爾さんは俺が持っていた皿をとって運んでいく

甚爾「A早く」

『はーい』


俺と甚爾さんは座って、


「『いただきます』」

と言ってご飯を口に運ぶ



俺と甚爾さんはこの後、またあの空き地に行く


そして、ボロボロになるまでやって、

家に帰って、


飯食って、お話して、

風呂はいって、


寝る



それをまた繰り返す


同じ日々の繰り返しと思えるけど、そんなことは無い



どの日も、同じということはなくて、


1日、1日がとても楽しく、とても幸せだった







もう、1人にはなれないな






そんなことを“想った”

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