この“世”の醜さ、美しさ【呪術廻戦】

First anniversary ページ24

月日は過ぎて、




今日は俺と甚爾さんが初めて出会ってから1年がたった





長かったようで、短かった



朝起きると甚爾さんは朝早くから出かけるようで



甚爾｢ちゃちゃっと、終わらせてくっから待ってろよな、俺が帰ったら一緒に楽しもうな｣


と笑顔で甚爾さんが言う


『うん、そうだね待ってるよ、甚爾さん』



俺も笑顔で送り出した


そういう会話をして甚爾さんは出ていってしまった



最近、甚爾さんが地味に忙しそうにしていた


前々から仕事が入っていて、その作戦だったんだろう



しょっちゅう時雨さんとあってたし、電話してたから



『はぁ、夜まで1人か』




薄暗い部屋にぽつりと呟いた



…………




いつの間にか、俺は眠ってしまっていた




目を覚ますと23時37分



……遅いなぁ甚爾さん





『ねえ、甚爾さん……ちゃんと帰ってくるよね……？』




誰もいない、甚爾さんとすごした部屋につぶやく



その両目にはうっすらと涙が溜まっていた









甚爾さん、もしかして俺を捨てた？





それとも、甚爾さんが今日の仕事で大怪我をおった？





それとも、甚爾さんが死んで……………






色んな最悪なことが考えられた





嫌だ、嫌だよ甚爾さん









俺を1人にしないでって言ったじゃんか、





ねぇ、帰ってくるよね？？？




甚爾さん、

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