違うから←25話 ページ27
なんで？
貴「ま、真辺君？」
真「やっぱ、、、早瀬？」
なんで君がここにいるの？
真「何？お前……。いじめられてんの？」
貴「……ぇ……あ、、ちがっ」
なんで？
なんで、そんなに呑気なの？
真「あー。。。噂になってるよ？
お前、本当に______
クズだよな」
あぁ
この人はボクのことを愛してなんかいなかった。
そうだったね
思い出したよ
真「何だっけ？アイドル科の色んな奴と付き合ってんだろ？ハハッまじでクズだな」
貴「違う！！！付き合ってなんかない！！」
貴方に言われたくない。
真「いいよな。そんなことしてもお前は踊って歌えば金が入ってくるんだろ？」
貴「もう、やめてよ！！違うんだよ！」
貴方だけは許さない。
真「ほんと、生意気だよな。昔から変わってない。いっそのことさ、……その口切って貰えば？」
貴「……ひっ」
？「おい」
後ろから手が伸びてくる。
見覚えのある大きくて綺麗な掌がボクの手を掴んだ。
貴「レ、レオ先輩っ！！」
月「お前にAの何が分かるわけ？」
優しくボクの手を握ってくれる。
暖かい……
真「あ？お前……アイドル科の奴か？
何？コイツの彼氏さんですか？ｗｗ」
レオ先輩は真辺君の問いに答えず
むむーっと真辺君の顔を見ていた。
月「あ！！分かった！お前……アホ面してるから、こんなに子供みたいな変なことしかいえないんだ！！可哀想なやつだな☆」
真「は？」
月「Aのこと何にもしらないから、お前はそう言うこと言えるんだよ！
残念だけどな！俺はAのこといっぱい知ってる。
レッスンをぶっ通しで三時間ずっとやってたり、充分才能はあるのに、まだ足りないって
言って努力してたり、
誰も見てない所でも良いことたくさんしてたの知ってる。
お前にできること？
こんなに、優しいAを傷つけたお前に
何が分かるわけ？」
真「……っるせーな。そうやって、バカップルやってろ」
真辺君が、悔しそうに帰っていった。
そういえば、女子たちの姿が見えない。
多分、レオ先輩に見つかったらヤバいと思って逃げたのかもしれない。
月「A大丈夫か？」
レオ先輩が頭を撫でてくれる。
貴「……人間嫌いになりそうですよ」
視界が滲む。
昨日から泣いてばっかりだ。
月「俺は先輩だからな。甘えていいんだぞ」
貴「ぅぅっ……うわぁぁぁぁ」
ボクは、その暖かい背中に抱き付いた。
優しくて、涙が止まらなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花(仮垢) - 悪女の中でやる事一番汚いけど、怖いけど、逆にあの悪女を貶める時楽しそうだなと思ってしまった←腹黒かw (2018年8月7日 10時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 自分ゲームはまだやってないので分かりませんが、他の小説や広告を見た所、レオたんは瀬名泉を「セナ」朔間凛月を「リッツ」鳴上嵐を「ナル」朱桜司を「新入り」と呼んでいました。 (2018年8月7日 10時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
山菜かるは - ありがとうございます！！(嬉泣)頑張ります！！ (2018年3月26日 20時) (レス) id: 68eb26fbea (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 更新自分のペースで頑張ってください！ (2018年3月24日 8時) (レス) id: 60758290a7 (このIDを非表示/違反報告)
山菜かるは - すいません！！！急いで更新してきます！！ (2018年3月9日 21時) (レス) id: 68eb26fbea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山菜かるは | 作成日時：2017年10月12日 21時
