15話 ページ20
Noside
2007の夏
とある任務で2人の呪術師が静岡県浜松市に来ていた
庵「どこまで続くのよ、この廊下」
任務に赴いた1人、庵歌姫が永遠と続く廊下を見て愚痴を零す
冥「ざっと30分15kmくらい移動したかな」
もう1人、歌姫と組んでいた冥冥が後に続くように言葉をかけた
庵「途中つけた印も見当たりませんね」
冥「となると、屋敷に巣食う呪霊の結界はループ構造ではなく、私達の移動に合わせてツギハギしているのかもしれないね」
庵「それか果てしなくデカイ結界かですかね」
冥「かもね、でもその可能性は低いかな」
冥「壁も壊せない」
冥冥が壁を押してみたが、グニィと壁とは思えない弾力がした
冥「はぁ...これではあの子にもまだ会えないかな」
庵「あの子って...Aの事ですか？？本当に冥さんAの事気に入ってますよね」
Aの事を思い出し恍惚する冥冥を歌姫は呆れたような顔で見つめる
冥「あの子は用益潜在力が高いからね。それに何より、ただ私の好みなだけさ」
庵「Aを奪うならあの馬鹿が黙っていませんよ」
冥「ふふっ...そうだろうね」
庵「それよりも！二手に分かれましょう」
いつまでも恍惚としている冥冥を正気にするべく、歌姫は強制的に話を戻した
庵「ツギハギ説が1番有力ですよね。二手に分かれてできるだけ速く大きく不規則に動く、呪霊の結界の構成が間に合わなければ外に出られるハズ」
庵「私達どちらかが脱出できれば後は外から叩くなり応援を呼ぶなりできますよね」
冥「いいね、試してみよう」
歌姫の案を聞くなり冥冥はすぐに承諾する
...が、2人が立っている丁度真上の天井がピシッと音を立て、次の瞬間にはズンッと何かに集められるように周囲が壊れたはじめた
冥冥はどこかに避難したが、歌姫は周囲に巻き込まれ瓦礫の上でボロボロになっていた
そんな歌姫に呑気な声がかけられる
「助けにきたよ〜」
五「歌姫、泣いてる？」
庵「泣いてねぇよ！！」
恐らく建物を壊した張本人であろう五条悟に向かって歌姫は「敬語！！」とイラついた顔を上げたのだった
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苺ミルク飴(プロフ) - 三度目のコメント失礼します。苺飴でコメントした者です。本当続きが気になりすぎます…！何度読み返しても飽きない作品で、読んでいてすごく楽しいです。またいつかの更新、楽しみにして待っています。お体に気をつけ、頑張ってください！応援してます。 (2021年2月11日 0時) (
レス) id: 7e42020719 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - マーブルチョコさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続きが楽しみにしてます。頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月20日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2021年1月4日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 緋の目…？ (2020年12月1日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
rin(プロフ) - ★すぷーん★さん» アンケート参加ありがとうございます！！皆さんに満足されるような展開を書けるよう頑張ります (2020年11月16日 16時) (レス) id: f5b505d42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マーブルチョコ | 作成日時：2020年6月22日 18時
