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芥川side
珍しく首領に呼ばれた。
何かしてしまっただろうか?
僕だけを呼ぶなんて
コンコン
芥「首領。芥川です。」
森「エリスちゃん!このドレス着てくれない??」
エ「そのドレスは可愛いけどリンタロウの必死さが嫌!!だから着ない!」
森「エリスちゃんのために選んできたのだよ??」
そんな会話が扉の向こうから聞こえて来る。
コンコン
芥「首領。芥川です。」
僕はさっきよりも少し大きい声で言う。
森「入り給え。」
芥「失礼します。」
森「芥川君を呼んだのは、芥川君に頼みたいことがあるのだよ。」
芥「はい。」
森「この子をマフィアに連れてきて欲しくてね。」
そう言うと首領は1枚の写真を見せた。
そこには、セーラー服姿の女が写っていた。
芥「この女を連れてくればいいんですね。」
森「そうだよ。」
芥「承知しました。ですが、なぜ僕なのですか?」
森「本当は、この子を最初に見つけた梶井君に頼もうと思ったのだけれど、異能力を考えると芥川君が適していると思ってね。」
芥「、、この女を捕まえるなど梶井でもできると思いますが?」
僕はそう首領に問う。
森「この子も異能力者なんだ。厄介な異能でね。テレポートなんだよ。」
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作者名:やほ | 作成日時:2021年4月12日 15時