48話 ページ2
コンビニに到着して、流れるようにイートインスペースへ行く。
イク:俺もなんか買おうと思ったけど、散々本名言っちゃったせいで無一文だから何も買えないよ、ひもじいよぉ......
と、隣に来た魁に告げる。
モトキ:可哀想だから、俺がこれ買ってあげる。
といって、出入り口付近にあったウコンの力を掲げる魁に、壁のポスターを見ながら、
イク:ありがとう。後、これを買いたいの......
と、以前読んだことがある小説の舞台のチケット情報を指差す。
モトキ:うわ、マジかよwww イク、確かに食べ物系コンビニで買ってるイメージなかったけどさwww
イク:ありがとう
モトキ:勝手に買うことになってるし。これでいいのね、大人何枚?
とやかく言いながらも、優しい魁は枚数を聞いてきた。
イク:2枚。一緒にどう?
モトキ:あ、いいのね、じゃあいいよ。????俺日本語変だね
イク:酔ってるからじゃない?ありがと
と、魁の頭に後ろから顎を乗せ、体重を預ける。
少しお酒の匂いがする。
珍しい、今日はたくさん飲んだんだ。
普段はしっかり自分のペースで、セーブをしてるから、レアだ。
なんかあったのかな......
シルク:お前顔バレしたから、悪いことしたらすぐバレんな
イク:それな
マサイ:悪いことはしちゃダメよ
2人も手に何かを抱えながら、こっちにきた。
何もこんな狭いところに4人も来ることないだろ......
モトキ:悪いことする前提で話進んでんじゃん。イク、他にいる物ある?
金欠な俺に何かいるかと尋ねてくれる魁は、本当お母さんみたいだ。
ひょっとしたら俺のお母さんの比にならないくらい、俺の面倒を見てくれてらんじゃないかな......
ない、ありがとう。と告げて、特に用もないし、いる必要性を感じないから、
車内に戻り、エンジンをかけて、暖房をつけた。
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suga(プロフ) - ☆SIRO★さん、拝見していただき誠に恐縮です。フラグの件、理解が及ばずにチェックをしていませんでした。ご指摘本当にありがとうございます。助かりました。 (2019年12月11日 11時) (レス) id: 5f12be8acb (このIDを非表示/違反報告)
☆SIRO★(プロフ) - コメント失礼します。この作品とっても素晴らしいですね。これからも作者様のペースで更新頑張ってくださいませ♪ただ、オリジナルフラグは外した方が宜しいですよ。 (2019年12月10日 15時) (レス) id: c894bfb1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月9日 10時