ん〜…どうしてこうなった！？！？

逃げても無駄だった← ページ16

やぁ皆


俺だ←？？？



絶賛下校中の私！今は何をしているかというと〜





ま「………………」



『……………っ！！！！！！！』





無言で近づいてくる朝比奈さんから逃げている途中です


ついでに塾はないらしい、逃げてるときに聞いた



そして恐怖の鬼ごっこをしていれば、自分のマイホームが見えてくるではないか！



…待って



自分のマイホームって、自分の自分の家って言ってるのと同じじゃんウケる


馬鹿すぎて泣きそう



ふっ、そろそろ私の足も疲れすぎてとれちゃいそうだよよよ


ｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ


ｱ゜

…ちょちょいちょいちょい！




『いくらなんでもこの抱え方はないでしょうよ！』


ま「…これしか思いつかなかったから」




どういう教育を受けたらこうなるのかしら！


とっさに出た抱え方がお姫様って




こんなの…




『少女漫画でしか見たことないわ！！！』






そう 斎藤 A、心は乙女であった



突然のトリップからの推し達に追いかけ回される日々にだんだんと疲れてきたAは…







___考えるのをやめた…








やめてねぇよ！？


勝手に終わらすな！！！！


あたしの物語はこれからなんですけど！



『え、あれ？』



ま「…何」



『どうしてここで降ろすんですか？』



ま「…降ろしてほしくなかったの？」



『いや別にそういうわけじゃ…』



ま「そう…それじゃあ」



『あー！待って待って！結局は朝比奈さん何がしたかったんですか！？』



ま「……一緒に帰りたかっただけ」



『へ、』



ま「じゃあ…また」



『あ、は〜い…また今度〜…………』



？？？？？？？？？？？？？？？


家の鍵を開け、食事やお風呂などを済ませているときに

帰りの出来事を頭の中で再生させる


ぇ〜整理しましょう。

えっと…？朝比奈さんは一緒に帰りたくてあんなに追いかけてきた

なるほどなるほど…？


……私の、



『私の勘違いじゃんか！！！！』


現在


自室のベットに顔を埋め足をバタバタ動かし、悶えてる


自分の勘違いだと気づいた私は恥ずかしさ故顔を林檎のように赤くし布団をかぶる


いや恥ずかしさだけじゃない


推しが自分と一緒に帰りたかっただけと言ってくれたことに対しての後悔と嬉しさが混ざり合って


カワウソみたいな顔になっている←




ぁ〜ていうか



『絶対…』



突然スマホが光りだす



『連れてかれるｩｩｳｳｳｳ！！！』

え、は、どゆこと〜？←→←なんかこの展開見たことあるぞ！？

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