なんのために4 (ページ2)

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あなたのためにページ2

貴『2人がNG減ったの藍ちゃんのためだと思うよ』

藍「僕の？」

貴『うん！2人とも心配なんだよ？もちろん春ちゃんも私も心配してる。そ･れ･と!!この間雨に濡れて帰ってきた時説教させたんだから私からも!!自己管理はちゃんとすること！無理しないこと！後はもっとみんなに頼ること！いい？』

藍「…」

貴『返事は～？？…え？藍ちゃん？大丈夫?!』

現状説明!!現状説明!!
藍ちゃんが私の首元に顔をうずめてる???
こそばゆい…じゃなくて！
アイ・アム･パニック！

貴『え、ちょ大丈b「…とう」…？』

藍「…ありがとう、傍にいてくれて」

自意識過剰なのかもしれない
けど、私にはこの言葉が演技ではなく藍ちゃん本人からの言葉だと感じた

貴『…どういたしまして』

no-sideーーーーー会話多め

その後撮影は順調に進み、藍が倒れそうな時は那月と翔がサポートにまわった

そして

春歌「美風先輩。体の方は大丈夫ですか？」

藍「今の所はね。これなら最後まで撮りきれそうかな」

春歌「よかった！」

藍「…ありがとう、傍にいてくれて。ずっとこの台詞の意味が理解らなかったんだ。本番と同じシチュエーションなら何か理解ると思ったんだけど…僕はロボットだから人間の感情を本当の意味で理解することができない。僕にとって感情は演技の完成度を上げるための道具の一つでしかない」

春歌「そんな！だってあんなに素晴らしい演技なのに…」

藍「そう。なら僕達の選んだ演技が正しかったってことだね」

春歌「達…？」

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えへへっ←キモイ
評価ありがとうございます！
早速色がつきました!!
ホントにありがとうございます!!
これからも頑張るぞい←